日テレが本気で画策する『news zero』キャスター「有働由美子から嵐・櫻井翔への完全交代計画」の裏に「報道番組の末期症状」!テレ朝『報道ステーション』に次ぐ「世帯7%コア2%超」人気ニュース番組にも「広告が入らない…」実態!!の画像
櫻井翔(嵐)、有働由美子

 2022年4月期、木村拓哉(49)が主演を務めて大いに話題になったドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)。最終回は13.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と盛り返したものの、第3話と第4話で、世帯視聴率9%台を記録。キムタクの主演ドラマが初めての視聴率1桁台に落ち込み、業界内外に大きな衝撃が走った。

「それだけテレビ離れが進んでいるとも言えますし、TVerなどの普及もあり、リアルタイムでテレビ番組を見るという人が減っているという事情もある。

 テレビの視聴スタイルの変化、影響力の低下あり、スポンサーもテレビ番組への広告出稿を見直しつつあります。そして特に今、“報道番組”が惨憺たる状況にあるといいます。視聴率は好調の日本テレビの夜のニュース番組『news zero』にすら、CMがなかなか入らないといいますからね……」(制作会社関係者)

 2006年10月より、毎週月曜から金曜の23時台に生放送されている『news zero』。2018年10月に元NHKアナウンサーの有働由美子(53)をMCに迎えて以降も、番組は好評を博している。

 たとえば、6月23日の世帯視聴率も7.5%、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も2.6%という数字だった。

「23時台では世帯で横並び断トツトップですし、コアも『アメトーーク!』(テレビ朝日系)と同等で、報道番組としては堅調すぎるほど堅調です」(前同)

 平日夜の報道番組ではテレビ朝日の『報道ステーション』が依然として好調だ。4月4日に確定した2021年度の全番組の年度視聴率でも平均視聴率で世帯12.0%、個人全体6.5%を獲得し、3年連続で同時間帯横並びトップとなった。

「『news zero』は絶好調の『報ステ』に次ぐ人気ニュース番組なんです。にもかかわらず、広告がなかなか入らないといいます。おそらくスポンサーとしてはもう、報道番組に広告を出稿する意義が感じられないということなのかもしれません。いかに今のテレビが影響力を持っていないかがうかがえますよね。

 こういった深刻な背景があって、日テレ上層部が『news zero』の月曜から金曜日まで、全曜日のMCを櫻井翔さん(40)にしようと画策しているという話が出てくるんでしょうね」(同)

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