■内輪ノリは限界か
するとラウールは「これは、マジで言いたい。スタッフが悪い!」と、スタッフが打ち合わせの段階で、渡辺とのかぶりを指摘しなかったと、カメラをにらみつけて怒りをぶつけた。
結果、そうめんを衣にしたスイーツ、揚げモンブランをプレゼンした阿部亮平(28)が優勝。矢田は、深澤も優勝候補だったが、バナナのモノマネが良くなかったと説明すると、深澤は頭を抱えて反省していた。
矢田はメンバーのボケに対し、大人の対応をしていたが、お笑い芸人をゲストに迎えた回に比べると、盛り上がりきれなかった。メンバーの失敗やボケを活かそうとする番組側の演出は、芸人相手なら有効だが、それを拾えないタレントではひたすらスベリ続けるだけ。
同番組は、深夜番組のような内輪受けのノリが魅力で、ファンの間でも「メンバーの素を見られる」などと好評だ。しかし、ゲスト次第で弱点になってしまうため、応じ方を考える必要があるだろう。このままでは、念願のゴールデン進出は難しいかもしれない。