■かまいたちが「１本５００万円」のさんまを超える日
前出の制作会社ディレクターが続ける。
「吉本のトップは明石家さんまさん（６７）とダウンタウンの松本さんと浜田さんだと言われていて、さんまさんのゴールデン１本のギャラは５００万円とも。ただ、両者とも活躍の場は基本、テレビだけでＹｏｕＴｕｂｅには進出していません。かまいたちに先駆けて超売れっ子芸人となった千鳥もＹｏｕＴｕｂｅはやっていませんからね。
かまいたちは、さんまさんやダウンタウンさんに比べてレギュラー本数も多いですが、単価はまだまだ低い。ただ、やはりＹｏｕＴｕｂｅが大きい。しっかりと再生数を稼いでいますし、動画は主に２人のトークが中心で制作費もほとんどかかっていません」
２０２０年３月配信の『週刊女性ＰＲＩＭＥ』によると、これまでＹｏｕＴｕｂｅのギャラの取り分は吉本が７割、芸人が３割だったものの、カジサックことキングコング・梶原雄太（４１）らが交渉をした結果、自分たちで編集・撮影を行う場合は８割、制作費を吉本側が負担する場合でも６割を芸人がもらえるようになったという。
「ＹｏｕＴｕｂｅは、やった分ががっぽり２人に入ってくるわけです。９０年代半ばには長者番付１位と２位をダウンタウンの松本さんと浜田さんが独占したこともありましたが、かまいたちはそれに迫ろうとしているんです。さんまさんとダウンタウンさんは、吉本だけでなくいまだに芸能界トップに君臨している。その両者を超えるとなると、日本一の年収を誇るタレントということになるのではないでしょうか」
かまいたちは夢のレギュラー２０本に加え、長者番付１位芸能人となる日も近い!?
