■テレビ各局が重視するコア視聴率で「超爆死」

 番組内容が迷走しているからだろう、視聴率も振るわない。現在、テレビ各局は世帯視聴率以上に13歳~49歳のコア層の視聴率であるコア視聴率を最重要視しているのだが、『アピールちゃん』は世帯、コアとも低迷しているのだ。

「『アピールちゃん』の6月20日の放送は、世帯視聴率が2.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)で、コア視聴率が1.8%でした。6月27日は世帯視聴率が3.2%でコア視聴率は2.0%、7月4日に至っては世帯視聴率が2.6%、コア1.2%と、超爆死といえる数字です。

 裏番組の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)はコア視聴率が6~7%台と非常に高い数字を残しており、『アピールちゃん』はとんでもない差がつけられている。視聴率的には、『アピールちゃん』をそのまま継続するのは、やはり不可能なことでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 しかし、『アピールちゃん』の“打ち切り話”についてTBS関係者はこう話すのだ。

「たしかに『アピールちゃん』は終わるようですが、厳密にはMCの川島さんと指原さんはそのままで、番組の内容や番組タイトルが変更となる形になるようです。テレビ界ではままあることですが、全面的なリニューアルですね」

 と、どうやら“完全終了”というわけではないようだ。しかし、番組が今秋に「全面リニューアル」となった場合、小倉の早稲田大学受験の密着は終了してしまうのだろうか。前出のTBS関係者は続ける。

「番組内容は大幅なテコ入れがあると思われますが、小倉さんの受験企画はさすがに継続されるはず。小倉さんとしては、人生がかかった挑戦で、3人の子育てをしつつ、プライベートの時間をすべて費やして受験企画に臨んでいるわけですからね。

 小倉さん本人は、もし密着がなくなっても早稲田大学を受験すると思いますが、企画が途中で立ち消えとなれば、その受験にも影響があるのは必至でしょう。番組名や内容は変わっても、MC含め“番組の枠組み”はそのまま残るとなれば、道義的にも小倉さんの受験企画は引き継がれることが濃厚だと思われます」

 どうやら、『アピールちゃん』が今秋で“終了”しても、来春の早稲田受験まではフォローがありそうな模様。「E判定」と「番組の全面リニューアル」というWショックが襲い掛かってきそうだが、果たして、ゆうこりんの受験の行方は――。

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