7月12日、お笑いコンビ「鬼越トマホーク」のYouTubeチャンネルに俳優の中尾明慶(34)が登場。今まで接してきた俳優たちについて、ランキング形式でいい話を紹介する場面があった。
中尾がまず第3位に挙げたのは、中井貴一(60)だった。
中尾は「僕、泣く芝居ができなくて」といい、ドラマ『はだしのゲン』(2007/フジテレビ)のワンシーンでまったく泣けず、撮影に2日もかけてしまったというエピソードを披露。
中井にただ迷惑をかけただけだったのに、その時の涙の演技を評価してくれて、3年後に「あいつを出して」と舞台に呼んでくれたのだという。
続いて、中尾が2位に挙げたのが、堤真一(58)。
10代後半で俳優を辞めようかと悩んでいたときに、すでに決まっていた仕事だけはこなそうとドラマ『セーラー服と機関銃』(2006/TBS)で堤と共演。中尾が堤に抱きかかえられながら最後に死ぬシーンがあり、撮影後に打ち上げで堤に「ちょっといいか?」「俺、本当におまえにあのシーンは助けられたわ」と言われたのだという。
中尾は「もしかしたら、僕の気持ちが折れてたのを見抜いていたのかもしれない」といい、「そこで、もっともっと頑張んなきゃいけないなと思って」と、堤の言葉に助けられたことを明かしていた。