反町隆史「そんなのは気にしなくていい」『相棒』水谷豊の言葉に救われた過去、「30代の頃の記憶がほとんどない」役者としての葛藤の画像
水谷豊

 7月15日放送の『A-Studio+』で、反町隆史(48)がこれまであまり語られなかったプライベートや、2015~2022年まで出演してきた水谷豊(70)主演ドラマ『相棒』について語った。

『相棒』で反町は約7年の間、水谷のバディを演じてきたが、「最後のほうは慣れたんですけど、最初のほうは水谷さんが説明ゼリフをバァ~っと言うじゃないですか」「『相棒』っていうのはだいたい長回しのワンカットが多いんですよ」「で、自分のところが、なんか最後のほうの2行とか」と、水谷の長ゼリフの後に自分のセリフがくることが多かったと説明。

 笑福亭鶴瓶(70)が「それ、よけい緊張すんねん」と同情すると、反町は「これが最初のほうはものすごい嫌でした」「(失敗したら)最初からやり直しですからね」と、並々ならぬ緊張感があったことを明かした。

 16歳で『MEN'S NON-NO』(集英社)でモデルデビューした反町に、Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔(35)が「表紙に出てからって、今まで順調って感じなんですか?」と聞くと、反町は「いや、そうでもないですよ」と即答。「30代のときは、自分をもてあましてたってとこともありますよね、やっぱり。役者として」「30代って、僕のときはそうだったのかもしれないですけど、役が意外とないんですよ」「役としても20代の役はできない。かといって40代、50代の役っていうのはないわけですから。その間っていうのがすごく難しい」と振り返り、その後、41歳で『相棒』に出会ったと続けた

 反町は「30代の頃の記憶がほとんどない」といい、「自分が悪かったのか」と悩んだ時期もあり、それを水谷に相談すると、水谷は「俺の30代のときもそうだった」と答え、「だからそんなのは気にしなくていい」と励ましてくれたという。反町は「誰にも言えなくて」「同世代の人にも言えないじゃないですか」と当時のモヤモヤした気持ちを語り、それを払拭してくれたのが水谷だったと明かした。

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