■ソフトバンクの「深いＳＭＡＰ愛」
ちなみに、ＳＭＡＰでは草なぎがビビる大木と同級生で同じ少年野球チームにいたことで知られている。
香取については、９０年に『ジャニーズ大運動会』にてヒットを打つもジョークを真に受けて三塁側に走ってしまったこと、走塁コーチをやらされるも全然ダメだったことから「それ以来、野球大会に出ることはなくなった」「なんで野球できない僕を東京ドームの試合に出すんだ！」と１３年に『笑っていいとも！増刊号』（フジテレビ系）で嘆いていたことがある。
《『みんな野球知らないから』(ﾟ∀ﾟ)ＳＭＡＰーーー！！》《みんな知らないから野球…(ﾟーﾟ)そうだね、そうだったよ》《みんな＝木村、稲垣、草彅、香取のことじゃん》《ビビる大木と野球やってた春日部の子（草なぎは春日部出身）いるけどね》
と、やはりＳＮＳは沸き立った。
「それにしても、いまにして思えばソフトバンクというのが、感慨深いです。中居さんは“スポンサーの都合で”というノリで釈明こそしていましたが、ＳＭＡＰファンの間でソフトバンクがしてくれた粋なはからいは有名な話ですからね。１６年１２月２６日に放送した、『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』（フジテレビ系）の最終回に関する話です」（前出の専門誌記者）
ソフトバンクは０９年～１５年までソフトバンクのブランドキャラクターをしていたが、『スマスマ』の最終回で流れた１分間ＣＭでは『オリジナルスマイル』をＢＧＭに過去映像を流しながら「あんなことや」「こんなこと」「いろいろしていただきました」「今まで」「本当に」「ありがとう」とメッセージを挿入。最後にお父さん犬（声：北大路欣也）が「さよならじゃ、ないよな」とつぶやく、というＣＭを流したのだ。
一夜限りのスペシャルＣＭだった
同年１２月２７日の『ねとらぼ』の取材によると、
「ソフトバンクのブランドキャラクターとして活躍していただいたＳＭＡＰと、そしてそのファンの皆さまへの感謝を表現しました」
とのことで、
《クリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光氏が発案。既にソフトバンクのブランドキャラクター契約は終了していたが、過去の作品を使用することを含めて、あらためて１回限りのＣＭ出演として再度契約した》
《今後サイトで公開されることも何かの機会に再放送されることもない。》
と明かされていた。
１４年の「巨人―阪神」開幕戦では、５人で国歌斉唱をしたこともあったＳＭＡＰ。改めて、その姿が目に浮かぶーー。
