■唐田のリベンジマッチとなるか

 東出は21年10月の『週刊文春』(文藝春秋)に新恋人Aさんの存在と、そのAさんとロケ先で密会していたことが報じられていた。この時点で杏とは離婚していたのだが、「コロナ禍での撮影かつ情報解禁前なのに部外者をホテルに呼ぶ」という行動に、当時の所属事務所ユマニテは完全にサジを投げ、

「東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」

 という異例の“激怒”ともいえる事務所コメントを公式WEBサイトに掲載し、10月14日付で事務所の契約を解除したのは記憶に新しい。この報道にあったロケの映画こそ『とべない風船』だったのだ。

■唐田の「変化」で思い出す東出の「好きなタイプ」

「唐田さんにとっては今回の『極悪女王』が、主演映画が決定している東出さんに対する、リベンジになるかもしれません。実際、現時点で10kgも増量している女優魂には圧倒されます。並んだ剛力さんと比べても、明らかにシルエットが違いますからね。

 制作費がひとケタ違う、と噂されるネットフリックスのギャラも、増量中はもちろん、クランクアップ後、元の体型に戻す期間のギャラまで発生するそうですからね。もともと演技力には定評がありましたから、今回の体形激変でもさらに株が上がるんじゃないでしょうか」(前出の映画ライター)

 そんな「気合の激太り」をした唐田だが、かつて、東出は12年に『シネマトゥデイ』の企画『イケメン発掘調査隊』の一問一答企画で《好きな女の子のタイプ》についてこう答えていた。

《よく笑う子、そしてよく食べる子。僕がよく食べるので、食事をしていて楽しい女性がいいです。小食だと心配になっちゃいます(笑)。あと、生ビールをジョッキでおいしそうに飲む人!》

 今回のドラマに向けて「よく食べて」太ったはずの唐田。東出に好かれたい、という意識が、ひょっとしてまだあったりしたのかも……?

  1. 1
  2. 2
  3. 3