8月のパチンコ・スロットは「早めの攻めが吉」狙いは“遊タイム拾い”に“ノーマルA機”!【ギャンブルライター・浜田正則コラム】の画像
(イラスト/玉三郎)

 例年なら、8月は「盆前までシメ警戒。盆明けから還元狙い」を推奨するのですが、今年の8月は、早々に攻めのスタンスを私は提案します。

 根拠は、7月のホールがあまり盛り上がらなかったことです。ただでさえファン離れが嘆かれるパチンコ・パチスロにおいて、今年の7月は、参院選への配慮から、いつもに増して、告知も遠慮がちでした。

 でも、その中身たるや大盤振る舞いと言えるレベル。たとえばパチンコ・パチスロ最強の日である7月7日なんて、ほぼほぼの店がまさかの「大還元」。まさに「口じゃなく内容(出玉)でアピール」でした。当日、複数店舗を見て回った私自身、「すげえアケてる……」と、のけ反ったと同時に、こんだけやってんのに散々な集客なのを目の当たりにしました。まあ、毎年とぐろを巻くような開店前行列が風物詩のマルハンなど、ビッグネームは例外とし、それらを除く大半の中小店が、場末感漂うばかりの、お客の定数割れをしており、パチンコ・パチスロの不人気っぷりにびっくりしましたね。

 こうした背景から、「集客」が今をもって全然達成できていませんので、引き続き8月もばら撒きムードと予測します。

 思い返せば、コロナ元年の2020年、現状の日本で、もっともロックダウンに近い「緊急事態宣言」なるものが、都市部などで初宣言されました。その宣言が解除された同年6月のホールでは、「お客を呼び戻そう」とばかりの大盤振る舞い調整がされていました。そのときの私はというと、アケてんのにお客が戻ってこないホールにて、開放台を心ゆくままに、こすり倒した記憶があります。今年の8月は、これの再来と予想します!

 さすがに、土日祝などカレンダー上の休日はシメを警戒すべきですけれど、8月は夏季休暇や代休が平日に取りやすい月でもあるので、日ごろだと平日は仕事あがりにしか打てない方も、休みの日に朝から出動してみてはいかがでしょうか。

  1. 1
  2. 2