■「川島さんに言ってもらったことで“自分の武器って大喜利なんや”と気づかせていただいたんです」

 2人の対談で川島は、

「以前からかまいたちやモンスターエンジンが “渋谷凪咲が面白い”と話していたんですけど、『トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)で共演した時、凪咲ちゃんから他の女性タレントと違うオーラを感じたんです。いわゆる「天然」じゃなくて、回答に汗を感じましたね。

西郷隆盛は何をした人でしょう”という問題で、 変な間が空いて目が合ったから、僕が“凪咲ちゃん、わかるよね”と聞いちゃったんですよ。 “わからないです” でいいんだけど、2秒後に“できるだけひとりで船を作った人”と答えてドカンとウケた。 浜田雅功さんや(千原) ジュニアさんに振られていた時も、“もらったチャンスを結果につなげよう”という意気込みを感じていたんですけど、想定できないことまでシミュレーションしているのかなと」

 と、渋谷の姿勢を絶賛。いっぽうの渋谷は、そのときのことをこう回想する。

「川島さんがそんなふうに思ってくださる素振りもなかったし、私自身は『トリニクって何の肉!?」の収録から帰る時は毎回反省していたので、いい印象を与えていないと思っていたんです。

 なのに褒めていただいたことがめっちゃうれしくて、自信につながりました。 放送翌日から、会う人会う人に“川島さんが名前を出していたね”“なぎちゃんってやっぱりすごいんだ”と言われるようになったんです。 関西では“ちょっと面白いんじゃないか”と言われていたけど、川島さんのひと言で“この子って面白いんだ”と確信に変わったのかなって」

「そもそも自分が大喜利できることを知らなくて。 川島さんに言ってもらったことで“自分の武器って大喜利なんや”と気づかせていただいたんです。 川島さんの発言以降、番組に呼ばれることも増えたけど、出る以上は川島さんの顔に泥を塗りたくない気持ちもあって」

 と、感謝をささげている。

「芸人さんに混ざっているけど、ひとりの出演者として“私はアイドルなので”という態度は一番失礼だと思うので、ぶっ倒すくらいの気持ちで番組に臨んでいます」

 と、大喜利に対する愛を語る渋谷。さらなる活躍が期待される!

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