■女性雀士ならではのアンチからの批判…
篠原「いえいえ。タレントの女性が麻雀を好きと言えるようになったのは、それだけ麻雀のイメージが良くなっている証拠ですから」
ゆま「そっかぁ。思い出せば、さみぃーがプロ雀士になった頃は、いろいろ叩かれていたもんね」
篠原「さんざんでしたね(笑)。“仕事が欲しいから麻雀をやっているんだろ”なんて、言われて……すごく悔しかったです。だから、猛勉強して、絶対にタイトルを取ってやるって……まだ取れていないんですけど、今も、そういう気持ちで続けています」
ゆま「さみぃーって、ふだんは超マイペースで、天然なところがあるけど、麻雀に関しては、いつも本気だし、しっかりとした考えを持っていて、意外とメンタルも強いよね?」
篠原「アハハ。メンタルに関しても、心理学を学んで、けっこう勉強しています。麻雀って、実はメンタルが大事なんですよね」
ゆま「特に、さみぃーはテレビに出て麻雀を打っているから、“それ、違うだろ!”とか言われそう」
篠原「アンチからの“打牌批判”はスゴイですよ(笑)。めちゃくちゃ辛辣。最初の頃は、それで落ち込んだり、頭にきたりしたんだけど……最近は“確かに、そっちの打ち方もあったね”って、一つの材料として受け入れるようにしています」
ゆま「……」
篠原「どうして急に黙っちゃうんですかー!(笑)」
ゆま「いや、なんか……感動しちゃった。かつては、パジャマのままで、渋谷の街中で泣いていたさみぃーが、こんなに大人として成長したなんて!」
篠原「ちょ、ちょっと、やめてくださいよ! 私の恥ずかしい過去をめくらないでください」
ゆま「読者の方にも説明しないといけないね。あれは、さみぃーが一人暮らしを始めた19歳の頃だったっけ。グラドルはやっていたけど、全然、食べていけなく服を買うお金もなかったときの“事件”なんですけど……」
篠原「確かに、あれは事件でしたね」
ゆま「一人暮らしで、ひもじい思いをしている彼女のために、私は“うちに、ご飯食べに来なよ”と誘ったんです。さみぃーと私は近所に住んでいて、バスですぐに来られる距離だったので。だからといって、まさかパジャマ姿で来るとは思わなかったけど……(笑)」
篠原「恥ずかしい。しかも私、バスの中でウトウト寝ちゃって、気づいたら終点の渋谷だったんです……」(次号につづく)
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