■黒島結菜は出演者を全く把握していなかった

 第12週の「ポークとたまごと男と女」では、樋口という役でお笑いコンビ・ナイツ塙宣之(44)が出演していた。竜星涼(29)演じる兄・賢秀が片思いする相手の勤務先の社長という役柄だった。

「『黒島ラヂオ』は古いものが順次公開停止されるため、該当する回は現在視聴できません。第12週の振り返りでは黒島さんは、NHKの控え室で塙さんを発見し、塙さんがバラエティに出演すると思っていたら、撮影現場で『ちむどんどん』に出演することが分かってビックリした、と語っていました」(前出のテレビ誌編集者)

 塙に加えて、第17週「あのとき食べたラフテーの」で、レストラン「アッラ・フォンターナ」を恐喝する権田という役を演じた利重剛(60)の出演も、黒島は全く把握していなかった。

 第16週「御三味(うさんみ)に愛を込めて」を振り返る「黒島ラヂオ」では、第17週についても触れられていた。その際、利重を控え室で見かけた黒島は「“あれ! お久しぶりです! 大河ですか?”とか言ったら(笑)、“え、これ(ちむどんどん)だよ”って言われて“えぇ!”みたいな。“何役ですか?”って言ったら、“ごんだ~”って返ってきた(笑)」という利重とのやり取りを明かしていた。

「1度だけではなく、3度も“把握していなかった”“理解していなかった”という話が続くと、座長として物語が頭に入っていないのかな、となってしまいますよね。ヒロインは基本出ずっぱりで、セリフも膨大で超多忙。自分のことで精一杯なのかもしれませんが、智が披露宴会場に担がれてくるシーンは、暢子と直接関わる場面ですからね……。

 朝ドラは1年弱拘束される上にスタジオに缶詰め状態という過酷な撮影で有名です。黒島さんは6月22日放送の第52回、ヒロイン暢子の寝坊シーンではものすごいゲッソリ顔で“激ヤセ”も指摘されていました。元々、華奢ではありますが、先の披露宴の姿でも他の女優陣と比べてもひと際細いですよね。

 過酷な撮影に加えて、『ちむどんどん』は朝ドラ史上ワーストレベルで酷評をされてしまっていて、SNSなどには演じている黒島さんへの心ない意見も上がっています。体の辛さに加えて、精神的にもダメージを受けてしまっていて、激しく疲労しているのかもしれませんね……。心配ですね」(前同)

 上半期の朝ドラは、通例8月中にクランクアップしている。例年通りなら撮了しているはずなのだが、黒島は無事撮影を乗り切れたのか!? クランクアップの報告を待ちたい。

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合 月~土 8:00~8:15、12:45~13:00(土曜は一週間の振り返りを放送)
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/chimudondon/

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