■佐久間大介も『ラヴィット!』で大活躍

 制作会社関係者が話す。

「火曜の『ラヴィット!』には、Snow Manの宮舘さんと佐久間大介さん(30)が隔週で出演していますが、毎回のように宮舘さんと佐久間さんの名前や関連ワードが、ツイッタートレンド入りしますからね。それだけSNSを活用している若年層に『ラヴィット!』が見られているということですよね」

 火曜のみならず『ラヴィット!』は、毎日のように出演者の言動がネットニュースなどに取り上げられている。

「テレ朝はいまだに世帯視聴率も重視していますが、今やテレビ各局は13~49歳のコア視聴率しか見ていないと言ってもいいほど。それは、スポンサー企業がコア層の見ている番組に広告を出稿したいと考えていて、テレビ局の広告収入に直結するからです。

 特に、朝の情報番組をやっている時間帯は、家庭にいる女性層の心をいかにとらえるかの勝負になっていますからね。加えて、なるべく若い層の女性に見てもらいたいという思惑があるわけですが、Snow Manは、その点でも大いに寄与していると言えるでしょう」(前同)

■好調『ラヴィット!』の原動力は宮舘涼太!?

 同時間帯の世帯視聴率では『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が10%前後と長年にわたってトップに君臨している。しかし、20~34歳女性の個人視聴率で見てみると『スッキリ』(日本テレビ系)が1位で『ラヴィット!』が2位。しかも、その数字は肉迫しつつあるという。

「若い女性の個人視聴率では『ラヴィット!』が、すでにフジとテレ朝を上回っているんです。世帯視聴率でも『めざまし8』(フジテレビ系)や『スッキリ』に徐々に迫りつつありますからね。つまり、『ラヴィット!』は、狙い通りの視聴者層をガッチリと捕まえているということ。

 その原動力になっているのが、Snow Manの、特に宮舘さんなのではないでしょうか。これまでもそうでしたが、番組開始から50分もパネルから顔を出して出演したり、番組のために髪色を変えたりと、芸人でもなかなかやらないことをやって、視聴者を喜ばせていますからね。

 結果、ツイッターをはじめとするSNSでバズり、ネットニュースにも取り上げられて番組自体が話題になり、新たな視聴者を呼んでくるという構造ができている。『ラヴィット!』だけではありません、宮舘さんをはじめとするSnow Manのメンバーは、数多くのTBSの番組に出演していて、数字や話題性の面で大いに貢献しています」(同)

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