■松本の前で「紳助氏を意識したネタ」を披露した可能性

 しかし、実際にモニターに映し出されたのは松本ではなく、つるの剛士(47)のドアップ切り抜き写真。そこから切り抜き写真が回転する形で動き出し、つるのにつづいて、上地、そして野久保直樹、そして最後に上半身裸の松本の写真が登場する、という動画が映し出されたのだ。

「これに、モニタリングしていたフジモンさんが、“いや、ちがうちがう。羞恥心、羞恥心のつるの!”とツッコんでいました。フジモンさんの元妻は、やはりヘキサゴンファミリーの木下優樹菜さんで、上地さんは木下さんの元カレということで、注目されていましたね。

 羞恥心のユニットをプロデュースしたのも、ヘキサゴンの司会だった島田紳助さん。上地さんはこのときすでに、紳助さんと松本さんの関係を意識してイジる、という意図があったのかもしれません」(専門誌記者)

■盟友として知られる2人

 松本と紳助氏といえば、00年から06年にかけて『松紳』(広島テレビ→日本テレビ系)という2人のトークバラエティが放送されたり、『M-1グランプリ』を01年に紳助氏が立ち上げたころから審査員として共演したり、盟友関係にあることで知られている。

 近年では20年1月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、紳助氏がmisonoのYouTubeチャンネルに出演した件が話題になった際に、

「単純にこんなことが許されるのなら僕と一緒にやってほしい」「ユーチューブじゃなくても普通にやりたい」と話したり、「僕は、この方がいなかったら今、ここにいないと思います」としみじみ語っていたこともある。

「こうした関係で有名だっただけに、上地さんは松本さんに紳助さんを匂わせる動画を見せたのかもしれません。意外なところで、2人を繋げてくれていたんですね」

 芸能界を引退してすでに10年以上たつが、改めて紳助氏の存在の大きさを思い知るーー。

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