８月２４日、『デイリー新潮』が香川照之（５６）が２０１９年７月に銀座のクラブでホステスの胸部を触る、下着を奪い取る、キスをするなどの性加害を行ない、被害女性がＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）に苦しんでいたことを報じた。被害女性は２０２０年５月に、クラブのママに対して「香川を止めなかった」と訴訟を起こしているが、訴えは昨年取り下げられている。
８月２５日には、香川の所属事務所が「本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実です」「ご指摘いただいたことを本人は深く反省し、今現在も自らの戒めとしております」とコメントを発表した。
８月２６日早朝、香川は自ら、毎週金曜日に司会を務める情報番組『ＴＨＥＴＩＭＥ，』（ＴＢＳ系、５時２０分から放送）の冒頭で謝罪。スーツに黒いネクタイ姿の香川は、「この度は一部週刊誌報道におきまして、私事でお騒がせを致しまして、皆様にご迷惑、ご心配、ご心痛をお掛けし誠に申し訳ございません」と頭を下げた。
「『ＴＨＥＴＩＭＥ，』など番組ＭＣもこなす香川は、現在放送中の竹内涼真（２９）主演の『六本木クラス』（テレビ朝日系）などに出演している超人気俳優。昆虫マニアや歌舞伎役者としても活躍する多才ぶりで幅広い世代から人気でしたが、“ゲスセクハラ”の報道には日本中が驚いたことでしょう。
『六本木クラス』で香川は、竹内演じる主人公・宮部新の前に立ちはだかる“ラスボス”で、巨大飲食企業・長屋グループの会長、長屋茂を演じています。憎たらしい演技は見事なものですが、香川の“連ドララスボス”は、今回のセクハラ報道の余波もあって“引退”ということになりそうですよ」（夕刊紙デスク）
香川は２０１３年と２０２０年に放送された堺雅人（４８）主演のドラマ『半沢直樹』（ＴＢＳ系）でのラスボス悪役・大和田常務役で強烈なインパクトを残しており、『六本木クラス』で再び悪役ラスボスとして立ちはだかる、という起用には賛否両論分かれていた。
