『初恋の悪魔』爆死視聴率から一転して“神作”の予感、松岡茉優の別人格と連続殺人事件がつながる鳥肌モノのカタルシス…怒涛の全話配信開始で後半の大逆転への画像
※画像は日本テレビ『初恋の悪魔』公式サイトより

 3%台の爆死視聴率で苦戦していた、林遣都(31)と仲野太賀(29)のダブル主演ドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)が、すべての謎が絡み合ってくる怒涛の展開と、俳優陣の演技力によって、視聴者の評価が今期一番の“神作”へと急上昇している。

 同ドラマは、警察署を舞台に、部署がバラバラで訳アリの事情を抱えた4人の男女が奮闘し、難事件を解明していくミステリアスコメディ。脚本は『anone』(日本テレビ系)や『カルテット』(TBS系)などで知られる坂元裕二氏の書き下ろし。

 8月20日放送の第6話は、東京で聞き込みをしていた鈴之介(林遣都)は、もう1つの人格・“蛇女”となった星砂(松岡茉優/27)と遭遇。鈴之介は自分のことを知らない様子の星砂にとまどうが、星砂は「そういうことか、なるほど」と、ほほ笑みを浮かべる。

 その後、元に戻った星砂は、悠日(仲野太賀)の家に帰ってくると、自分の過去を語り出す。15歳の時、祖母が死亡し、家出をして東京に逃げたが、一人ぼっちでその後の記憶がない。記憶を取り戻した後、「間庭製作所」と書かれたメモを持っていたが、怖くなって捨てたという。

  翌日、悠日と星砂は「間庭製作所」を訪ねる。経営者の夫妻は星砂を歓迎したが、その工場で働く澪里という女性は、星砂が自分を裏切ったことを怒っている様子。しかし、星砂は何のことか覚えていないため、澪里は「リサに申し訳ないと思わないの?」と星砂に掴みかかる。

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