■櫻井翔の主演映画“軽視”にジュリー社長が激怒

 福田は2004年に開催された「全日本国民的美少女コンテスト」の演技部門賞を受賞。当時の所属事務所社長のお気に入りだったこともあり、同年の『3年B組金八先生』(TBS系)で女優デビュー。

 以降は『ライフ』(フジテレビ系)、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(TBS系)などの話題のドラマに出演。2008年公開の映画『櫻の園』では主演を務めたほか、2009年公開の『YATTERMAN 〜ヤッターマン〜』ではヒロインを務めるなど、目覚ましい活躍を続けていた。

「その『ヤッターマン』は櫻井翔さん(40)の主演映画ですが、ここでの対応がジャニーズ事務所の逆鱗に触れて、女優業から干されてしまったという報道もありました」(前出の芸能プロ関係者)

 2020年9月の『文春オンライン』によると、福田は『ヤッターマン』と『櫻の園』の撮影を同時期に掛け持ちしていたという。しかし、当時の所属事務所は主演映画の『櫻の園』を優先させ、『ヤッターマン』のスケジュールが合わない場合は、代役のバックショットなどでしのいだとされる。

 この対応にジャニーズ事務所の現社長である藤島ジュリー景子氏が「うちの櫻井主演の映画で何をやってくれているの!」と大激怒したといい、以降、福田はジャニーズタレントと共演できなくなり、仕事が如実に減ってしまったと記事では伝えていた。

■杏に“共演NG”を叩きつけられた過去も

 2018年の『FRIDAY』(講談社)が、業界内の福田の評判を掲載。現場で少しでも気が乗らなければ撮影をストップさせるなど、やりたい放題だったといい、これが原因で『櫻の園』で共演した(36)から“共演NG”を叩きつけられたとも報じられている。

「主演映画を優先させたというのは、事務所の対応でしょうから、福田さんにしてみればトバッチリなのかもしれませんが、やはり現場の評判はよくなかったんです。というか最悪。福田さんは2020年9月に大手事務所を退所して、現在はフリーで活動していますが、当時のマネージャーへの対応もよくなかったそうですからね。

 たとえば、自身に関するネット記事を目にした場合などには、深夜であってもマネージャーに電話を入れ、“消させて”と指示していたといいます。これが批判的な記事だったらまだわかるんですが、記者会見の言動、告知記事なんかにしても気に入らない表現があれば、“消して!”と言い放ってマネージャーを困らせていたそうです」(前同)

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