■令和を迎えてから大ブームとなっているマツケンサンバ

 SNSでは、

《マツケンサンバ、24時間テレビで見たと思ったら同日アニサマでも出たとか聞いて、????ってなった……若い……》《松平健さん、アニサマ行ってから24時間テレビにも来てマツケンサンバやってるのパワフルすぎる…すごい》《家族にこの話聞いた時1時間くらいで埼玉から東京に場所移動したの⁉️ってなった》

 と、18時にさいたまスーパーアリーナ、20時に両国国技館をハシゴして、どちらでもマツケンサンバを披露した松平の体力とサービス精神に感服する声であふれていた。

「以前から人気の曲ではありましたが、28日に限らず、令和になってからというもの『マツケンサンバⅡ』がことあるごとに何かとコラボしたり、歌番組で登場したりと再注目されています。実現はしませんでしたが“東京オリンピックの開会式で披露してほしい”という声も根強く、21年末のNHK紅白歌合戦では“もし選ばれていたら?”を意識したような演出のマツケンサンバを披露するNHKの粋なはからいも話題を呼びましたね」

 そのほかにも、競馬では21年12月に第66回有馬記念(GI)期間限定に替え歌の「マツケンアリマ66」を松平を“攻略”するシミュレーションゲーム「健さんとおうちでアリマ」が発表されたり、今年7月30日にはカプコンの人気シリーズ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(Nintendo Switch)のコラボ曲「マツケンサンブレイク」が発表されたりと、気合の入ったMV付でコラボすることも多い。

カプコン公式YouTubeチャンネル

「ことあるごとに歌番組に出たり、バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では『マツケンサンバを踊りながら泣くことなどできない説』と題して21年9月と今年6月に多くの芸人がトライして“この世の悲しみ全てを吸収してしまう”“歌詞に持ってかれる”と評されたり、いまや完全にハレの日を象徴する国民的な曲として扱われています。よく暗い世相だと明るい曲が流行るといいますが、コロナ禍でひっ迫している現代に、非常に求められている歌なのかもしれませんね」

「令和のええじゃないか」と評される声もある『マツケンサンバⅡ』。8月28日は、あらためてその魅力がよくわかる1日となった――。

『24時間テレビ』(日本テレビ系)

https://www.ntv.co.jp/24h/

『Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-(アニサマ2022)』

https://anisama.tv/2022/index.html

  1. 1
  2. 2
  3. 3