■「新恋人呼びつけ」の因縁映画

『とべない風船』は、豪雨で家族を失い心を閉ざした漁師の主人公が、人生に迷い疎遠になった父親に会いに島にやって来た元教師の女性と出会い、家族でも恋人でもない2人の、永遠に晴れそうにない心の行方を、瀬戸内海の故郷を舞台に描いた人間ドラマ。

 元教師の凜子を『ドライブ・マイ・カー』の三浦透子(25)が演じるほか、凛子の父親役に小林薫(70)、島民行きつけの居酒屋の明るい女将役を浅田美代子(66)が演じるなど、豪華俳優陣がそろう。

「映画は広島でオールロケを敢行したといいます。この映画こそが、撮影中に新恋人を呼び寄せていた作品です。東出さんにとっては、事務所クビの大きな原因という苦い作品にもなってしまったのかもしれませんが、登場しているという『週刊文春CINEMA!』では『とべない風船』の話を中心に、最近の私生活についても語っているとささやかれていますね」(前出の芸能プロ関係者)

■離婚後は都心を離れて山ごもり

 現在放送中の月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)で主演を務め、ついにフランスに移住と、離婚後も華々しい活躍を続けている元妻・杏に対し、東出は事務所を事実上のクビに。今後、公開される映画はあるがそれも事務所在籍時のものだといい、俳優としての厳しい時間を過ごしているようだ。

 そんな東出は、ここ最近、都心にいる時間よりも山にこもり、狩猟生活をしている時間のほうが長いという。

 3月21日のスペースシャワーTVでは、2人組の音楽ユニット・MOROHAと東出のドキュメンタリー作品の制作が発表されたが、YouTubeで公開された特報映像では、山に分け入り、鹿を背負い、自問する東出の姿が映し出されている。

 4月12日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、2017年に写真集で狩猟シーンを撮ったことがきっかけで、東出は狩猟に関心を持つようになったという。しかも、わな猟ではなく猟銃を扱っているため、狩猟免許とは別の許可も取得しているようだ。

 8月6日配信のWEB版『女性自身』でも、時間があれば関東近郊の山にこもって猪や鹿などを狩り、自らさばいて料理をしていると報じている。

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