■剛にとって木村は「兄」だった
「また、番組では木村さんがかつてSMAPのバックダンサーだったKinKiKidsの二人のために当時『硝子の少年』でバックダンサーだった生田斗真さん(37)と風間俊介さん(39)を連れてキンキの2人の後ろで踊りました。
もっとも、木村さんにバックダンサーだけやらせるのはあまりにも恐れ多いのか、キンキの2人からが木村さんに歌ってほしい、という要望もあり、番組制作スタッフは板挟みに。最終的に、木村さんは“バックって言ったじゃないスか!”と文句を言いつつも、折衷案として木村さんのソロパートも用意されていましたけどね」(専門誌記者)
もともとSMAPはJr.時代のキンキを弟のようにかわいがっていて、お年玉やおさがりのダンスシューズをあげていたほか、剛は左足に中居正広(50)、右足に木村がプレゼントしてくれた靴を履いて踊っていたという。
「弟みたいな気持ちでステージ立ってましたもんね。右も左もわからない僕らに“ああだよ、こうだよ”って教えてくれたりとか。なんかお兄ちゃんなんですよね。僕の気持ちの中で」
「緊張するくせに、尊敬してるくせに、“お兄ちゃん”と呼びたい、みたいな。なんか(そういう)存在って男の人はわかると思うねんけど、やっぱ特別な。いるよね、そういう先輩」
と、20年にラジオ『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)でSMAPや木村について話したほか、「木村が黒いシャツをプレゼントしてくれた」「Jr.時代は舞台で木村に赤いジャケットを着せる役目を担っていた」などなど、多くのエピソードがある。
最近の話では、17年に突発性難聴で剛が入院した際に、木村がことあるごとにメールや電話で励まし続けていたこと、剛が21年4月にインスタグラムを開設したが、フォローしている個人アカウントは木村だけであることを21年7月1・8日号の『女性セブン』(小学館)が報じた。
「剛さんは02年からはソロ歌手としても活躍していますが、木村さんもSMAPが解散してからはソロ歌手で新たなキャリアを歩み始めている。
そういうこともあり、同誌によれば20年2月に木村さんが初のソロツアーを開始した際は初日に剛さんが“先輩”として応援の電話をしたといいます。“いつかはお兄さんの曲を書かせてもらいたい”とも話していたとか」(前同)