「老舗お笑いプロダクション・松竹芸能の所属芸人が大荒れの事態になっています。コンビ2人とも大トラブルになったTKOだけじゃない……大崩壊が始まっています」(お笑いプロ関係者)
お笑いコンビのTKOといえば、2019年9月、ボケの木下隆行(50)が後輩芸人に中身の入ったペットボトルを投げて顔面にケガを負わせていたことが明らかになり、その後、複数の後輩芸人へのパワハラ疑惑が噴出。2020年3月に松竹芸能から退所となった。
一方、ツッコミの木本武宏(51)も今年7月に、総額7億円とも言われる投資トラブルが発覚。平成ノブシコブシの吉村崇(42)ほか多数の芸人を巻き込んでいたことも明らかになり、木下と同じく同プロダクションから退所した。
「そんなTKOに続いて9月8日には、木下さんにペットボトルを投げつけられた“被害者”の篠宮暁さん(39)と高松新一さん(41)のコンビ・オジンオズボーンが年内の解散を発表しました。そして、今年4月には『キングオブコント』(TBS系)などでも活躍したうしろシティも解散しています。オジンオズボーンとうしろシティの解散には、コンビ間格差、マネジメントサイドの問題もあったとささやかれていますね……。
そしてさらにここにきて、松竹芸能の“大黒柱”のよゐこにも暗雲が漂っているんですよね……」(前同)
9月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じたところによれば、芸歴32年の濱口優(50)と有野晋哉(50)のコンビに今、不仲説が浮上しているという。
「文春記者は不仲説の真相を有野に直撃しています。有野は取材に対し、丁寧に対応してくれたとのことですが、不仲説の真相は分かったような分からないような回答でした。長年のコンビですからずっと仲が良いというのはありえないでしょうが、現在、良好な状態にあるという感じは全く伝わってはこない内容でしたね」(夕刊紙記者)
前出のお笑いプロ関係者は話す。
「『週刊文春』の取材に、有野さんはのらりくらりいい感じに答えていましたが、現在の不仲は間違いないようです。ただ、フォローではないですが、有野さんというより、濱口さんの方がよゐこの活動に興味を失っている感じだといいます。
よゐこでやっているYouTubeも、実態は有野さんのYouTubeに濱口さんがゲストで来ているような状態。そのYouTube動画でも“2人の会話があまりない””おかしい”と指摘されてしまっています。いわば、視聴者にも不仲がバレてしまっている状態ですよね。プライベートでは一切交流ナシ、お互いの携帯番号も知らない、というコンビはよくいますが、よゐこの場合は、もうそれがプライベートではなく、仕事にもモロに出てしまっている感じです。
『週刊文春』の記事でもありましたが、唯一のコンビでの活動の場であるYouTubeも、終了の方向で調整に入っているみたいですよ。とにかく、もう濱口さんがやる気がないそうです……」