■『幽☆遊☆白☆書』もパッキング

 さらに、絵本を数冊紹介し、自分が読む本として『完訳フロイス日本史1 将軍義輝の最後および自由都市堺』(中公文庫)を紹介。「これは全12巻あるんですけど、戦国時代にやってきた宣教師の残した本の翻訳なので、1冊目、途中までしか読んでないんですけど、読み終わってからどんどん買って買い足していきたいと思います」と、読書好きで歴女である杏らしさをうかがわせた。

 また、『幽☆遊☆白☆書』(集英社)全13巻について「ちょっと読み返したくなって、でも文庫だとちっちゃいし、愛蔵版は売り切れてるんで、コミックス買ってみました」という、お茶目な側面も。

 日本文化に関する本、児童書の『こまったさん』シリーズ(あかね書房)、『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史』20巻セット(KADOKAWA)も入れ、「子どもたちが今、日本語が大好きで、朝起きたらこの本棚に直行しちゃうくらい。私としてはまず着替えようよ、っていいたいけど、まずここへ来て本を読んじゃうくらい、漫画と本が大好き」と語り、「こういった本が身の回りにあることで、ずいぶん彼らの心の助けになるんじゃないのかな」と、母としての子どもへの愛情を感じさせた。

 およそ30分で、21キロ、18キロの2個のダンボールをパッキングし、「とりあえず、行ったらなんとかなる。また往復もするし、とりあえず今もうバタバタなので、とにかく詰めるもんだけ、持てるもんだけ持って、行きたいと思います」と締めくくった。

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