■「オワコン化」が指摘される中居正広

 制作会社関係者は話す。

「統一教会の回も日航機ハイジャックの回も、MCの笑福亭鶴瓶さん(70)と中居正広さん(50)はVTRは真剣な表情で見て、当時のことを知るゲストにトークを振ったり、フリートークのコーナーでは笑いを交えて全体を回すなど、さすがの司会ぶりでした。

 ただ、中居さんはここ最近の『仰天ニュース』の“攻めの姿勢”に内心はビクビクしているかもしれません。『仰天ニュース』が中居さんの“最後の砦”とも言われていますからね」

 ここ最近、中居の“オワコン化”を指摘する記事を目にする機会が増えてきている。

 2001年10月に『中居正広の金曜日のスマたちへ』のタイトルでスタートした『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は、かつて20%近い世帯視聴率を取る超人気番組としてTBSの金曜ゴールデンに君臨。中居にとって“一丁目一番地”とも言える番組だった。

 しかし、ここ最近は世帯視聴率6%台、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も2%前半といった数字が続いている。

「冠番組『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)も今年3月で終了。現在のレギュラー番組は『金スマ』、『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)、そして『仰天ニュース』の3本ですからね。

 数字的に『金スマ』は即打ち切りレベル。そんな中、『仰天ニュース』は22年目を迎えた今も好調をキープ。それどころか、ここ最近の攻めの姿勢を評価する声も多い。ただ、センシティブな内容を扱いますからどうしても批判の声も出てしまう。一歩間違えれば“放送事故”にもなりかねないでしょう。

 そのため、大事なレギュラーがさらに減る可能性もある中居さんが“ビクビクしているのではないか”と関係者の間ではささやかれていますね」(前同)

 賛否両論の『仰天ニュース』の超攻め姿勢に、中居も戦々恐々!?

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