大きな波紋を呼んでいる9月22日発売の『週刊文春』のスクープ。埼玉西武ライオンズの選手、そしてその妻たちの間で勃発したトラブルを報じた記事だ。

 球界を代表する名遊撃手・西武の源田壮亮選手(29)の妻、元『乃木坂46』の衛藤美彩(29)がインスタグラムでの何十件にも及ぶダイレクトメッセージ(DM)で送られてくる誹謗中傷に苦しみ、身の危険を感じるようになった衛藤は、弁護士に依頼し、裁判所に対して発信者情報開示請求を行なったという。

 その結果、浮上した“犯人”がなんと、チームメイトで、ポジションも同じ山田遥楓選手(25)の妻、A子さん(32)だったというのだ。

 源田選手は『週刊文春』の報道後、自身のインスタグラムで騒動について自ら報告。報道の一部を否定しながらも、

<本件は、私たちのSNS上の公開されているコメント欄に、球団内部情報や個人情報が約2年間に渡り、晒され続けておりました。私たちの家の住所、妊娠、その他様々な情報などが晒され続けたことにより、引っ越しはもちろんのこと、身の危険、自分の身近の人なのか?という人間不信や不安が続き、精神的に追い込まれた状態に陥ってしまいました。

球団関係者が知人に話してしまったことが悪用されているのではと思い、極めて悪質であることと、身を守るためにもアカウントの開示請求に踏み切ることを決心しました。

誹謗中傷を受けることが、どれだけの精神的苦痛や身の危険を感じるものなのか、身をもって体験したことで、世の中にも訴えかけていく心持ちもございました。しかし、発信者が私たちが想像もしていなかったチームメートの奥様と特定されたことにより、全てを内々で済ませることと、当該選手から野球を奪わないで欲しいという想いを球団に相談させて頂きました>

 と綴っている。

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