■キンプリドラマの成績は「2勝3敗1分」

 神宮寺勇太(24)は4月クールのドラマ『受付のジョー』(日本テレビ系)で主演を務めたが、深夜1時からということもあって視聴率を問われる時間帯ではなかったと言える。

岸優太さん(27)はしっかりと結果を残していますよね。波瑠さん(31)主演の月9『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)は平均世帯視聴率11.1%と堅調でしたからね。

 そう考えると、キンプリメンバーのドラマでは『受付のジョー』はノーカウントとして、『ドラゴン桜』と『ナイト・ドクター』が勝ち、『ミッドナイトランナー』が引き分け、『新・信長公記』、『おかえりモネ』、『未来への10カウント』が負け。2勝3敗1分という成績になるのかもしれません。

 ただ、キンプリメンバーが主演ではない作品もありますし、最近のドラマは脚本が面白いかどうかで数字は大体決まってきますから、結果が出なくても彼らだけが悪いというわけでは決してありません」(前出の制作会社関係者)

■平野紫耀『クロサギ』のヒロインへの“懸念”

 そんな中、平野は10月21日スタートのドラマ『クロサギ』(TBS系)で主演を務める。

「TBSの『金曜ドラマ』ですから注目度は高い。ただ、『クロサギ』は2006年に山下智久さん(27)が主演を務め、劇場版が製作されたほどの大ヒットとなりましたから、どうしても前作と比べられてしまうでしょうね。それに、ヒロインは黒島結菜さん(25)ですからね……」(芸能プロ関係者)

 9月30日、黒島がヒロインを務めた『ちむどんどん』がついに最終回を迎える。

『ちむどんどん』の放送終了後、ツイッターでは「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグが盛り上がりをみせ、多くの視聴者がドラマや黒島が演じたヒロイン・暢子への不満をつぶやくことが恒例になっていた。

「『ちむどんどん』に批判の声が殺到してしまっていたのは、暢子の自分勝手さやわがままな振る舞いに視聴者が辟易していたからですよね。黒島さんは台本に沿って暢子を演じたわけで、彼女が悪いわけではありません。ただ、視聴者の中には役と俳優を重ねて見てしまう人もいますからね。

 また、ここにきて表情の乏しさ、セリフ読みの一本調子なところなど、彼女の演技力を疑問視する声も出てきてしまっています。黒島さんの出演がネガティブな影響をもたらさないといいのですが……」(前同)

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