今回の“あなたに会いたい”は、モノマネ芸人の原口あきまささんです! 原口さんといえば、やっぱりモノマネ。明石家さんまさんをはじめ、モノマネの公式レパートリーは、今や200個もあるそうなんです。私は、何度か一緒にお仕事をしたことがあるんですが、こうやって対談するのは初めて! 緊張しますが、いつものようにユル~いトークで原口さんの本性を暴いてみたいと思います(笑)。
ゆま「この前、お会いしたのは、5月28日に行われた、みひろちゃんのライブでしたね。原口さんはMCで、私はゲストとして出演させてもらいました」
原口「そうだったね。いきなりライブに出てくれって言われたからビックリしたわ。“ライブで何をすればいいの?”って聞いたら、“歌えばいいんですよ!”って(笑)。それ、アーティストさんに言う言葉だからね! 原口あきまさは、芸人だから(笑)」
ゆま「アハハ。しかも、原口さんは歌うだけでなく、“どうせなら、3人でコント、やりませんか?”って提案してくれたんですよね。出演してもらえただけでもありがたいのに、コントの台本まで書いてくださって」
原口「まあ、ほとんどアドリブになったけどね。ゆまちゃんと、みひろちゃんが、“いい反応”してくれるから、やりやすかったよ」
ゆま「いえいえ、原口さんのおかげです。ほんと、サービス精神旺盛ですよね」
原口「そうかな!? 俺はけっこう、“怖い人”って思われていることが多いんだけどな……」
ゆま「それ、分かります。私も原口さんと会う前は、ビビってましたもん(笑)」
原口「偉そうにしてるイメージだった?」
ゆま「いえ、テレビで見る原口さんって、おおらかな印象があるんですよ。でも、そういう人に限って、裏ではメチャクチャ怖くて厳しかったりするから、そっちのタイプだろうなって」
原口「第一印象、最悪だったんだね(笑)!」
ゆま「でも、実際に会うと、テレビのまんま。めちゃくちゃいい人で話しやすい」
原口「ガハハハ! まあ、得といえば得だね。初対面の印象が悪い分、こっちが普通にしているだけで、勝手に好感度が上がるんだもんな~」
ゆま「そう考えると、ズルイですよね。なので、この対談では、テレビでは分からない原口さんの本性を暴いていこうと思います」
原口「本性って、俺なんか普通の46歳のお父サンだよ。いい仕事をして、家に帰る。で、鍵は持っているけど、まずはピンポンを押してみる」
ゆま「なんでですか?」
原口「ピンポンしたら、インターホン越しに嫁ちゃんや子どもたちが“おかえり~!”って返してくれて、玄関のドアが勢いよく開く。それで、家族の笑顔を見たら、一日の疲れなんて吹き飛ぶよ!」
ゆま「ステキですね!」
原口「というのが、俺の理想なんだけど……現実は、ピンポンしても反応がない。しばらくして、嫁ちゃんが“おかえり”って返してくるけど、玄関が開くことはない。さらに待っていたら、ようやくガチャッとドアが開いて、嫁ちゃんが“早く入りなさいよ!”って怒る(笑)……」
ゆま「かわいそう(笑)」
原口「どこのお父サンも似たようなもんかもね。俺も最近は洗い物をして、洗濯もするようになったけど」
ゆま「おお、偉いです!」
原口「だけど、家族は誰も褒めてくれない。だから、俺は自分で風呂を洗って、湯船につかりながら、“俺、今日もお疲れさん。頑張ったな。この後のビールは、うまいぞ!”って、自分で自分を褒めてみる(笑)」
ゆま「アハハ! そう考えると、男の人は大変ですよね。女性はもっと“欲しがる”じゃないですか」