２０２０年１２月の『文春オンライン』に、５年以上交際していた年下女性への長年にわたる卑劣なＤＶに及んでいたことを報じられた俳優の小澤廉（３１）が１０月８日、自身のツイッターを更新して約２年ぶりに芸能活動を再開させると報告した。
小澤は２０１３年放送の『仮面ライダー鎧武／ガイム』（テレビ朝日系）に出演したほか、２.５次元俳優として人気を博し、中井貴一（６１）と鈴木京香（５４）がＷ主演を務めた２０２０年１０月クールの連続ドラマ『共演ＮＧ』（テレビ東京系）にも出演するなど、注目を集めつつあった。
そんな中、『文春オンライン』に１６歳の高校生だったときから小澤と交際していた女性Ａさんの告発が掲載され、ファンを中心に衝撃が走った。
２０１９年に２人は同棲生活をスタートさせるが、小澤は避妊することを拒否し、Ａさんは２０１９年に妊娠。しかし、妊娠が明らかになると、小澤は「本当に自分の子ども？」とＡさんに聞き返したという。
当初、小澤の将来を考えて中絶するつもりだったＡさんだったが、病院に説得されて別れてもいいから子どもを産むことを決意。しかし、これに小澤が激高。「俺は納得することができない」と何度もＡさんの腹を狙って拳を振るってきたと、記事では伝えていた。
Ａさんは中絶手術を受けたものの、その後、小澤の暴力はますます酷いものになっていったという。『文春オンライン』には、Ａさんの親族や友人から提供された小澤の暴力を証明する、彼女の腕にできたどす黒く変色した痛々しいアザの写真なども掲載され、批判の声が殺到。
報道を受け、当時の所属事務所は２０２０年１２月付で小澤との契約を解除。小澤は事実上の芸能活動休止状態へと追い込まれた。
「その後、『週刊女性ＰＲＩＭＥ』や『文春オンライン』のインタビューに応じ、報道の一部を否定したものの、多くのファンがすでに彼から離れていました。そんな中、約２年ぶりに芸能活動を再開すると宣言したんです」（夕刊紙記者）
■「自分のだらしなさを痛感し、猛省致しました」
小澤はツイッターに手書きの文書を投稿し、「ご迷惑をおかけした皆様、ご心配をおかけした皆様、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「この約２年間自分を見つめ直し、未熟だったところ社会人として至らなかったところ、自分のだらしなさを痛感し、猛省致しました」と心境を吐露。
「この約２年間有難いことに僕を気にかけ、声をかけてくださった方々もいてその声に、言葉に、僕自身何度も助けていただきました。その期待に応えていきたいと思い、芸能活動を再開する決心を致しました」と活動再開に至った経緯を説明した。
そして、「感謝を忘れずに今度は僕が笑顔と幸せと元気を与えられる側になれるよう まずはできることを少しずつ始めていきたいと思います」と思いを新たにした。
