■ダウンタウンと距離が近いのは「圧倒的にＴＢＳ」
制作会社ディレクターが話す。
「フジの特番には松本さんがピンで出ていますよね。そしてコンビの特番『笑ってはいけないシリーズ』は２年連続で放送が見送られる予定ですが、ダウンタウンの２人が還暦を迎える来年を最後に、シリーズを終了することになると噂されています。
また、夏に放送した特番『ｖｓＺ世代』は大みそか特番として放送されることになるようですが、ダウンタウンさんは出演することなく、フォーマットを流用してナイナイがＭＣを務めるということになると。
客観的に見てみると、ダウンタウンの２人と距離が近いのはやっぱりＴＢＳなんだなと感じますよね」
■今年もクリスマスイブに『お笑いアカデミー賞』!?
ＴＢＳでは、２０２１年１２月に『お笑いアカデミー賞２０２１』を放送。今年１月１日には『ドリーム東西ネタ合戦２０２２』を放送。ダウンタウンの２人がＭＣを務める特番が年末年始に立て続けに放送された。
「今年も、１２月２４日のクリスマスイブに『お笑いアカデミー賞』を放送するようですよ。同じように『ドリーム東西ネタ合戦』も控えているのかもしれません。
ダウンタウンさんとＴＢＳは今や蜜月関係にあると言ってもいいぐらいですよね。ただ、それは癒着的な悪い意味ではなく、ＴＢＳの若いスタッフが面白い提案をしてくれて、ダウンタウンの２人も“やろう！”となるからだといいます」（前同）
日本テレビでは『笑ってはいけない』をやりたくでもできない、フジテレビでは２人がそろわない、テレビ朝日制作の番組にはそもそも出ない。今や松本と浜田がそろう特番を放送できるのは事実上、ＴＢＳのみとも言えそうだ。
「ダウンタウンさんは来年還暦を迎えますがコア視聴率を持っているタレントの筆頭でもあります。『お笑いの日』を放送した週はＴＢＳがゴールデン、プライム、全日の視聴率が王者・日テレに続く２位でしたからね。
お笑い界のトップに君臨し、コア視聴率も持っているダウンタウンさんとともに、王者・日テレを追い詰めるのはＴＢＳなのかもしれません」（同）
ダウンタウンとＴＢＳの蜜月関係は、今後さらに強まっていくのだろうか――。
