山田涼介『親愛なる僕へ殺意をこめて』“超危険水域”「視聴率3.5%」の原因は?専門家が分析「地上波不向き内容」と「奈緒『ファーストペンギン!』に勝てない理由」!!の画像
Hey!Say!JUMP山田涼介

 Hey!Say!JUMP山田涼介(29)主演のドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系、以下『しんぼく』)の視聴率が絶不調だ。

 10月12日放送の第2話が、世帯で3.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)という超低視聴率を叩き出してしまったのだ。

「『しんぼく』第2話の世帯視聴率3.5%というのは“超危険水域”にあると言えるでしょうね。10月2日放送の第1話の世帯視聴率は4.5%で、それでさえ低いのに、そこからさらに1%も落としているわけです。ジャニーズタレントの中でもトップクラスの人気、熱狂的ファンを持つ山田さんの主演作なのに深夜ドラマのような視聴率ですからね……」(制作会社関係者)

 ジャニーズの大人気タレントの山田の主演ドラマがまさかの“大爆死――。ドラマや映画、文学など幅広い分野を横断したライターとして活動する成田全(なりた・たもつ)氏に、今回「なぜ『しんぼく』の世帯視聴率が低くなってしまっているのか」を分析してもらった。

「まず、『しんぼく』は“地上波向きではない内容”だと言えそうです。第1話は冒頭から女性が誰かに拷問されている場面で始まり、そこへ"殴る、引き裂く、抉る、刺す、燃やす、すり潰す、ねじ切る"という抑えたトーンの山田さんのモノローグがかぶさって怖さが倍増。さらに作中で起きた殺人事件の被害者の遺体や焼身自殺シーン、ひどい拷問をされた遺体を見て刑事が嘔吐してしまうリアルな描写などが続き、見る人を選ぶ描写が多かったですね。

『しんぼく』は、水曜22時の同じ枠で放送されていた間宮祥太朗さん(29)主演の『ナンバMG5』、町田啓太さん(32)主演の『テッパチ』のように、新しい挑戦をしているのだと思われますが……」(成田全氏=以下同)

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