■小数点以下の接戦を繰り広げているテレ朝とTBS

「『グッド!モーニング』の方がわずかに優勢ですが、『THE TIME,』が勝つ日もある。それも、0.3~0.5%ほどの少数点以下の僅差での争いなので、今回の新井さんのように、わずかなことで逆転する確率は非常に高いんですよ。

 まあ、実際のところ新井さんは非常にタフでしたたかな女子アナなので、そう簡単にはいかないとも思えますが……」(前出のワイドショー関係者)

 新井は一般的な「局アナ」と違い「就活で民放キー局を受けたが全滅して、いきなりフリーアナウンサーになった」という経歴ながら、2022年上半期のテレビ出演本数女性部門1位も記録した“成り上がり”アナである。

 17年放送の『踊る踊る踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で「明石家さんまは恐ろしいと肌で感じた瞬間」というテーマにて、新井は「(同番組に)何度か出させていただいてるんですけど、なんというか…さんまさんのせいで好きな人ができなくなりました」という衝撃的な発言をして、賛否はあれど強烈に爪痕を残した話は、あまりにも有名だ。

 また、今年3月19日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)では同番組を卒業するタレントのビートたけし(76)との思い出を語る際、

「毎年、たけしさんがご自身が描かれていた絵をカレンダーにされていて、それをくださっていたので、私も自分のカレンダーをお渡ししていたんですけど、それを見ながら“なぁんだ、水着はねぇのか。脱いでねぇのか”って。いつもおっしゃっていたのが、たけしさんらしいなって思ってました」

 と話して、たけしを一度赤面させたうえで「もちろん、いいお話もありますよ」と切り替えてより「いい話」を強調するテクニックも見せている。

「そうしたエピソードも多い新井さんだけに、今回の報道も『グッド!モーニング』にとって極端なダメージにはならないし、『THE TIME,』も思ったほどの逆転は見込めないのでは、という見方もあります。いずれにせよ、『グッド!モーニング』と『THE TIME,』のし烈な争いは、今後ますます過熱化していくことでしょうね」(前同)

 思わぬところで影響が出るかもしれない今回の新井の熱愛報道。TBSは、どう動く――。

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