山崎賢人、実写映画『ゴールデンカムイ』主演内定報道に「またか」「ミスキャスト」の猛烈反応!映画評論家がひも解く「なぜマンガ原作主演は山崎ばかりなのか」の画像
山崎賢人

 10月19日、『東スポWEB』が、俳優の山崎賢人(28)が大人気青年漫画『ゴールデンカムイ』の実写映画の主演に内定していると報じた。

 山崎は2017年の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』、2019年の映画『キングダム』、2020年の映画『ヲタクに恋は難しい』など多数のマンガ原作作品で主演を務めている。

 そのため、山崎の起用を知った『ゴールデンカムイ』ファンからは「なんでこういう人気作を実写化しようとするかね? そんで山崎賢人を持ってくるんでしょ?」「キャスティングの人は漫画の実写ならとりあえず山崎賢人って思考なの?」などと、山崎がマンガ原作の実写化作品の主演に起用され続けていることへの疑問の声が上がっている。

 そこで本サイトは、映画評論家の小野寺系氏に、山崎のマンガ原作映画への起用が続く理由について分析してもらった。

「第一に、山崎さんは演技力がしっかりあるために起用され続けているのだと思いますね。

 マンガ原作ではないのですが、又吉直樹さん(42)原作の2020年の映画『劇場』という作品で、山崎さんはほぼ“ヒモ”生活を送る売れない劇作家を演じていました。山崎さんは無精ひげが生えていて普段と印象もかなり違っていて、たとえば太宰治の『人間失格』のような文学作品に出てくる主人公のようなオーラが漂っていました。同作を観た時、“山崎さんの演技力は同世代の俳優の中でも抜きんでているな”と感じました」(小野寺系氏=以下同)

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