TWICEは7周年!BIGBANG、KARA、少女時代…大復活ラッシュの“異常気象”【2022年が《K-POP伝説の年》であるワケ】(1)の画像
2022年に7周年を迎えたTWICE 公式インスタグラムより

 10月20日、大人気KーPOPアイドルグループTWICEがデビューから7周年を迎えた。この“7年”が、K-POPアイドルにとって大きな分岐点となるのはご存知だろうか。

「KーPOPアイドルには“7年目のジンクス”とも言われる、契約問題が存在します。これは2009年に韓国の公正取引委員会が制定した『芸能人標準契約書』で、専属契約期間を最大7年と定めたからです。この契約書は、事務所と芸能人との不正な契約条件の防止のため制定され、現在でも多くの芸能事務所がこの契約書を採用しています」(芸能誌記者)

 この契約改訂により、デビューから7年目を迎えるアイドルたちは“再契約をするのか?”という点が大きな注目を浴びるように。

「TWICEに関しては、今年に入り“7年目のジンクス”を超えることができるかどうか、その一挙手一投足が注目されてきましたが、10月20日のデビュー7年の100日前である7月12日に、所属事務所であるJYPエンターテインメントから“9人全員の再契約”が発表されました。

 これには世界中のファンが歓喜したが、何よりメンバー自身が“個別に時間をかけて事務所との話し合いの末に再契約に合意した”ことを後日談として語っており、メンバーたちもファンと同じくらい喜びを爆発させていましたね」(前出の芸能誌記者)

 しかし、この“7年目のジンクス”がこれほどまでに注目を浴びるようになったのは、ほとんどのグループが存続できず解散に至る、K-POP界が歩んできた悲しい歴史がある。

「かつて日本でも一大ブームを巻き起こした少女時代KARA・2NE1(トゥエニィワン)といったグループも、7年目の契約更新で再契約をしなかったメンバーが脱退し、解散や活動休止になりました。そういった背景から、第一線で活躍するTWICEの全員再契約は、全ガールズグループに勇気を与え、新たなロールモデルとして大きな一歩を踏み出したことを意味します」(前出の芸能誌記者)

※TWICE公式ツイッター「@JYPETWICE」より

 そんな嬉しい希望が見えた2022年、K-POP界は大きなムーブメントが生まれたーー。

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