TWICEの再契約から、時代を彩ってきたアイドル達が続々復活した今年は「伝説の年確定」と呼び声が高い。そんな今が熱いK-POPに起きた1年を振り返りつつ、今後の注目ポイントも解説する。
2022年はレジェンド達のサプライズ復活という話題と共に、大型新人アイドルがデビューすると続々と爆発的大ヒットを連発した。
「2022年はベテラン組から中堅・新人まで様々なグループがカムバック(新曲リリース)をすると、続々と大ヒットを記録しミリオンセラーが続出した異常事態に。その中でも新人アイドルが著しい躍進を遂げました。
まずは、TWICEを輩出した韓国4大芸能事務所の一つでもある“JYPエンターテイメント”から、3年ぶりとなるガールズグループ“NMIXX”(エンミックス)の誕生が大きな注目を集めました。デビュー曲の『O.O』(オー.オー)は初週22万枚超を売り上げ、当時歴代ガールズグループ1位の記録を樹立するほどの爆売れでした」(芸能誌記者)
TWICEの2015年に発売されたデビューアルバムの初週売り上げが8,239枚であることから、NMIXXの売れ方が、いかに異常であるか理解できるだろう。しかし、この大記録はたった2ヶ月ほどで破られてしまう。
「この記録を破ったのは、元HKT48の宮脇咲良(24)さんが所属している事でも話題になった“LE SSERAFIM”(ルセラフィム)です。元々BTSの所属事務所HYBE(ハイブ)からのデビューということで注目を集めていました。
その結果、5月2日に発売したデビュー曲『FEARLESS』(フィアレス)がNMIXXを大きく上回る初週30万枚超を売り上げ、ガールズグループの歴代1位の大記録を樹立しました。
ですが、これも同じくHYBE傘下から8月にデビューした平均年齢16.4歳の新星“NewJeans”(ニュージーンズ)が、初週31万枚超を記録し、さらに記録を1万枚更新。この半年足らずの間に各事務所から怒涛のデビューと、熾烈な売上合戦にファン同士のボルテージが上がり、結果的にKーPOP全体の販売数が底上げされた要因にもなります」(前出の芸能誌記者)
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ただ、こうしてK-POPが売上バブル絶頂に達している理由は、2つの「怪物グループ」によるところが大きい。