■成長しつつある「なにわ男子のライバルでDASHの準レギュラー」

 たとえば、2021年10月31日の放送回であった『グリル厄介』では、本来ならブラジルなどに生息する外来種「マダラロリカリア(通称プレコ)」を駆除するべく奮闘した際、「うわー!」「気持ち悪ー!」と大げさなリアクションをしたり目を見開いたりするシーンなどが多かった結果、

《なにわ男子のノリがちょっとバラエティ色が強すぎる》《ノリが鉄腕DASHに合わないなぁ》《しんたろー・リチャード・岸は後継者として弁えて見えるけど、なにわ男子は自分たちがギャーギャー騒いでるだけで先輩側に気を遣わせとってな…アカンわ》

 などと、視聴者から芳しくない印象を抱かれてしまったのだ。

「良くも悪くも“バラエティ番組”を強く意識しすぎたんだろうな、という印象です。『DASH』はドキュメント番組に近い自然体なノリですからね。

 その後2時間SPなどに登場する際は、要領を得たのか初期ほど不評を買わずにこなせているものの、出演頻度の少なさなどからいまひとつ『DASH』に馴染めていない感はぬぐえません。

 くわえて、“なにわ男子に取って代わられるのではないか?”と思われていたライバルも、今、急成長中ですからね」(前出のテレビ誌編集者)

 ライバルとは、Aぇ!groupのメンバーで『DASH』準レギュラーの草間リチャード敬太(26)のこと。同じく準レギュラーのKing&Prince岸優太(27)やSixTONES森本慎太郎(25)と違い、まだジャニーズJr.で、全国区では知名度低めの関西ジャニーズである点が、ファンから不安視されていた。

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