7月7日並みにアツい! パチンコ・パチスロ攻略に“昭和と違う”「11月11日」が期待日のワケ【ギャンブルライター・浜田正則コラム】の画像
(イラスト/玉三郎)

 11月と言ったら、新台入れ替えが「半年に一度が当たり前」だった大昔(昭和50年代~60年代初期)は、歳末の新装開店(12月の仕事納めが過ぎた頃)の直前月で、「ただただ客もなく、玉も出ない月」でした。

 それが平成になった頃からは、「11月は全国ファン感謝祭の月」という印象になり、新台入れ替えのピッチも上がってきたことなどで集客は改善。さらに近年のように、「イベ日」という概念が生まれて、「毎月(都内は毎週)入れ替えが当たり前」となった状況では、客足も一定数、確保できてました。とはいえ、ここ3年ぐらいは業界全体が苦戦というか低迷してますけどね。

 そんな急上昇急降下を経て、今の11月って何が特徴かな……と考えたところ、「11月11日がある月」でしょう。パチンコの聖なる日と印象付けられることとなった「7月7日」は別格として、「11月11日」も、「この日は盛り上げよう(ホール側)」「この日はアツい(お客側)」と、お客にもホールにもかなり認識されるようになったのではないでしょうか。

 こうして振り返ると、過剰広告を抑止する目的での「広告規制」により、最も信頼度が上がったのは「ゾロ目」かもしれません。例を挙げると、それこそ大昔から2010年ぐらいまでは絶対的なシメ日であった「元旦(1月1日)」や、一部のゾロ目押しホール以外は無印扱いだった「2月2日」「3月3日」などの「カレンダー上のゾロ目」がアツいホールは、今やそこそこ思い浮かびます。

 そんなゾロ目の中でも、同じ数字が「4つ」並ぶのは、この「11月11日」だけで、いまやこの日は7月7日と同等ぐらいにアツいです。と言っても、7月7日も通常営業や、掟破りのボッタクリに走るホールがあるように、11月11日も特にトピックする気がないお店にとってはスーンとした通常営業でしょう。なのでゾロ目のアツいホールを下調べして、狙い撃ちで出かけてみるのが吉となります。なお11月は、もう一つ「11月1日」というゾロ目を持ち合わせていますので、こちらも要チェックです。

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