■“和美人ラッパー”が世界を席巻…これまでとは違う第4世代のK-POPアイドル事情とはーー
日本人がKーPOPアーティストとしてデビューする流れは、TWICEのミナ(25)・サナ(25)・モモ(25)の3人の功績が大きいと言われているが、そんな3人に続くKーPOP第4世代で大きな潮流が見られるーー。
「数年前に日本でも、お笑いの世界で“第7世代”という世代間を総称する言葉が流行ったように、KーPOPでも現在が第4世代と言われる年代になっています。
1990年代の後半にKーPOPの元祖である第1世代が誕生し、日本でも大ブームとなった『東方神起』『少女時代』『KARA』『BIGBANG(ビッグバン)』が第2世代の代表格です。
その後、『BTS』『EXO(エクソ)』『TWICE』『BLACKPINK』『NCT(エヌシーティー)』『Red Velvet (レッドベルベット)』といった多国籍なメンバー構成で世界的に大人気になった第3世代を経て、現在の第4世代は個人のスキルが高いハイレベルなルーキー達が続々とデビューしています。
そんな第4世代、特に女性アイドルグループの中で大きな注目を集めているのが“日本人ラッパー”の存在だと言われています」(前出の韓国事情に詳しいライター)
KーPOPに必要な要素の1つに、歌の中に入るラップパートが挙げられる。そのため、各グループに1人はラッパーがいるのがKーPOPの大きな特徴。そんなラッパーを日本人が務めるグループが増えてきているという。
KーPOPでは、全編が韓国語か英語の歌詞になります。そんな母国語ではない歌詞を、日本人が担当するグループが増えているんです。
LE SSERAFIMもカズハさんがラップパートを担当していますし、9月23日に LE SSERAFIMよりも一足先に『SONGS+PLUS』でドキュメンタリーが放送された、6人組ガールズグループIVE(アイヴ)も日本人メンバーのレイさん(18)がラッパーを務めています。
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他にも、第4世代の代表格でもある4人組ガールズグループのaespa(エスパ)も、日本人メンバーのジゼルさん(22)がラップを担当し、昨年2021年の12月にデビューした9人組ガールズグループKep1er(ケプラー)のヒカルさん(18)も日本人ラッパーとして活躍しています」(前出の韓国事情に詳しいライター)
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そんな近年の日本人ラッパーにはある“共通点”が存在するという。
「韓国にはKーPOPスターになることを夢見るアイドル事務所の練習生が、現在約100万人いると言われているんです。そのためデビューすら難関なKーPOPでは、年々アイドルのスキルが全体的にレベルアップしているとも言われています。
そんな中、母国語ではない韓国語でラッパーとしてデビューした彼女達は、突出したラップのスキルがあり、これまでのKーPOPアイドルグループのラッパーとは一味違った、個性的な雰囲気を持ち合わせています。SNSでは《ジゼル様はスロウとフロウ、レイちゃんは声、ヒカルちゃんはスピード》といったコメントが寄せられるほど、それぞれ個性が明確で天才的だと話題になっていましたね」(前出の韓国事情に詳しいライター)
さらにビジュアル面でも共通点があるというーー。
「一重や奥二重のスッキリした目元で、いわゆる和風な雰囲気の方が多いですね。これは日本人女性特有のニコニコとして優しい雰囲気が、韓国人からは好まれると言われています。
そんな和風のはんなりした可愛い雰囲気で、バキバキのラップを披露するギャップがグループとしての人気にも貢献していますね」(前出の韓国事情に詳しいライター)
오늘 점 세개 그려봤는데 어때??
— Kep1er (@official_kep1er) October 29, 2022
좀 느낌이 달라보이죠!!🐥🤎❤️🤎❤️#히카루 #HIKARU #Kep1er #케플러 pic.twitter.com/Ck4JAMo2pf
第4世代の和美人ラッパーたちの活躍から、今後も目が離せないーー。