■超巨大グループに成長したスノストも危うい?

 スノストはグループとしても、そしてメンバーそれぞれがドラマ、映画、バラエティ、舞台、CMにと大活躍。Snow Manの目黒蓮(25)が出演するドラマ『silent』(フジテレビ系)も社会現象になるほどの人気だ。

「超巨大グループへと成長を遂げたスノストが辞めるというのは現実的ではない、と感じられますよ。ただ、今後も盤石かと言われれば、決してそんなことはありません。滝沢氏の退所の話が出る以前から、メンバーだけではなく、彼らのマネージャー陣などもジュリー氏の管轄に移行することが“どうなるかわからなくて怖い”と感じていたそうで、“上司は滝沢さんのままがいい”という思いだったといいますからね。

 誰に育ててもらったか、売ってもらったかと言えば、もう間違いなく滝沢さんで、ジュリー氏に恩義があるわけでもありません。滝沢さんへの恩、信頼感、そして彼のプロデュース能力を信じていて、“リスクを負ってでも滝沢さんについていきたい”と考える可能性はあるでしょうね。

 ただ、スノストだけではありません。意外なところでは、関ジャニ∞も今回の一件が影響して危ういのでは、という話も出ていますね」(前出の芸能プロ関係者)

■タッキーが大倉忠義の芸能界引退を食い止めた!?

 関ジャニといえば、ジュリー氏が育て上げ、プロデュースを手掛けるグループでガチガチの“ジュリー派”として知られる。ジュリー氏がベタ惚れしているというなにわ男子大倉忠義(37)がプロデューサーを担当している。

村上信五さん(40)は滝沢さんと同世代で非常に仲が良いんです。今回の退所も事前にいろいろと話を聞いていたことも十分に考えられますし、滝沢さんが退所したことで村上さんにも思うところは出てきそうですよね。

 また、大倉さんはそもそも数年前から本気で、芸能界を引退して完全に裏方に転向することも考えていたそうですからね。そういった考えに至ったのは、執拗なストーカー被害も影響したはずです」(前同)

 大倉は以前から一部の過激なファンによる悪質なストーカー被害を受けており、我慢の限界に達したのか、2018年11月に自身のブログでその被害を告白。「身勝手な行動が精神的に辛いです」「普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ」(原文ママ)と綴ったほどだった。

「裏方のやりがいに加え、ストーカー被害も相まって芸能からの引退ということも頭をよぎったんでしょう。ただ、そのときに引退を止めたのが滝沢さんだったそうなんです。

 滝沢さんがいなかったら、大倉さんは完全に裏方に回っていたともっぱらです。ジュリー氏との関係は悪くないでしょうが、滝沢氏が抜けたことは、村上さんと大倉さんにとっても相当大きなことだと言われていますね」(同)

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