■加藤浩次の次に首を切られるのは恵俊彰か

 2023年4月にスタートする新番組のMC候補には、日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(50)の名前が挙がっていると、複数のメディアが報じている。

「藤井アナの名前が浮上しているのも、局アナでギャラが発生しないからですよね。ここ数年、帯番組のMCをタレントに任せるのは“現実的ではない”と各局の局員の間では話されています。帯番組のMCとなると週5回なのでギャラも跳ね上がりますからね。

 そして加藤さんが切られた今、次に切られるMCは“あの人しかいない”となっています。それが『ひるおび』(TBS系)の恵俊彰さん(57)です」(前出の制作会社関係者)

■大幅リニューアルも敢行したものの……

『ひるおび』は、平均世帯視聴率で2020年まで9年連続で同時間帯トップを維持してきたものの、芸能情報やエンタメ情報を取り扱わなかったことも影響したのか、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率がまったく振るっていないという。

「番組は恵さんの意向で芸能情報を取り扱わなかったとも言われていますが、視聴者もほとんどがシニア層。そんな番組を以前からTBS上層部も問題視しており、打ち切り話がたびたび出ていたといいます。ただ、そんななかで『ラヴィット!』と『THE TIME,』が始まり、そちらのテコ入れ、強化が大変で、『ひるおび』の改革は二の次になっていたそうなんです」(前同)

 そんな『ひるおび』だが、3月21日の放送回から番組のタイトルロゴ、ジングル、スタジオセットの一部を変更。タイトルロゴの変更は2009年のスタート以来、番組史上初めて。それまで『ひるおび!』というタイトルだったが、3月からは『ひるおび』へとリニューアルした。

 出演者も2021年春頃から徐々に若返りを図りつつあり、トラウデン直美(23)、朝日奈央(28)、中川翔子(37)、トリンドル玲奈(30)といった若い女性を積極的に起用。今年4月からは元AKB48高橋みなみ(31)も隔週水曜レギュラーに加わった。

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