11月14日、長澤まさみ(35)の主演ドラマ『エルピスー希望、あるいは災いー』(フジテレビ)の第4話が放送された。同回では、本編の内容だけでなく、次回予告で見せた眞栄田郷敦(22)の衝撃的なビジュアルの激変ぶりが、視聴者の大注目を集めている。
『エルピス』は、大洋テレビの落ち目の女子アナウンサー・浅川恵那(長澤)と若手ディレクターの岸本拓朗(眞栄田)が、2006年に連続殺人事件を起こしたとされる死刑囚・松本良夫(片岡正二郎)の冤罪疑惑を追っていく物語。
(※以下、『エルピス』第4話までのネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください)
集めた証言をもとに作成したドキュメンタリー映像は上層部からの許可が下りずお蔵入りになるところだったが、浅川は自分がMCを務める生番組『フライデーボンボン』でスタッフをだましてVTRをぶっつけ本番で流すという禁じ手を使ったことで物語が大きく動き出す――というのが、第3話のラストだった。
「結果的にこの行為は上層部にとがめられはしたものの、視聴率は好評で第2弾をやる許可も局長直々にもらえました。
ところが、国から松本死刑囚の再審請求を棄却されたり、岸本が真犯人について重要な証言を得られると踏んで取材に向かおうとしたもののそれがガセネタだと指摘されたりと、ふたたび行く手に暗雲が立ち込めてしまう、というのが第4話でした。第3話までは少しずつ事態が好転していたと思われていただけに、厳しい展開ですね」(テレビ誌編集者)