■憧れの先輩・山Pと同じ道を歩む!?

「メンバー内で話し合いを重ねていたとはいえ、民放キー局のドラマに“内定”していたのに、脱退と退所を選んだということですよね。そのことから考えても、やはり、一気に決まった脱退&退所、ということだったと考えられる。

 くわえて、同じく脱退組の岸さんの場合は主演映画『Gメン』が2023年の夏に控えているのに配慮して“退所”は秋まで遅らせているのと比較しても、もう迷惑をかけるのは承知で、日本のドラマには出たくなかった、出ている時間はない、ということだったのかもしれませんね……。

 思えば、平野さんがJr.時代から憧れを公言している“辞めジャニ”の山下智久さん(37)も、似た部分がありましたね」(前出の制作会社関係者)

 山下は、2019年から当時30の国と地域で公開された『THE HEAD』(Hulu)の撮影にメインキャストで参加し、本格的に国際派俳優として活動を始めていた。

 しかし、「未成年女子を相手に飲酒と“お持ち帰り”をした」という『文春オンライン』(文藝春秋)の報道を受けて、2020年8月17日に一定期間の芸能活動自粛処分を受けてしまう。

「その結果、ハリウッド映画など複数の海外作品への出演オファーが来ているのに仕事を行なえない、というのを理由の1つに同年10月末で事務所を辞めましたよね。

 山下さんの場合も、2005年放送の『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)で結成したKAT-TUN亀梨和也さん(36)とのユニット『修二と彰』の15周年記念オリジナルアルバムの発売が決定していたのに、突然の退所のせいで発売中止が決定した、という出来事がありましたよね。当然、ジャニーズ事務所は怒り心頭だったといいますね……」(前同)

 やはり、辞め方に強引な部分があったことを節々に感じさせる今回の平野らキンプリ3人の脱退&退所劇。平野と岸は海外での活動を示唆している感じだが、山下や大先輩の新しい地図の3人のように、今後、当面は、日本での芸能活動は茨の道となるのかもしれない……。

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