■「ドS」と「優しい」、どっちが本当の目黒なのか?

「撮影時期の多少のずれはあるでしょうが、同じようなタイミングで、性格やキャラの方向性が真逆の役を演じて、それが高く評価されるのはすごいことですよね。見事に好対照な役を演じ切っている目黒さん、そうなると気になってくるのは、どっちが“素の目黒蓮”に近いのか? ということかもしれませんね」(女性誌編集者)

 まずは、『舞いあがれ!』の柏木が感じさせる「ドS」面について。目黒は、SnowManのライブではドSキャラとして知られており、「ハイタッチは手が届かない位置に手を置く」「手を伸ばしてきて握手するフリはするけど、引っ込める」「投げキッスを要求されると寸止めで“やだ”と言う」などのパフォーマンスが人気を博している。

「一方で、“覚えてる?”と書かれたうちわに“髪切った?”と返す、“すぐに気がつくところ”や“優しさ”を見せることもあるほか、有名なのはラウールさん(19)に関するエピソード。

 ラウールさんはSnow Manに後から加入したメンバーですが、センターに抜擢されたことで、彼にに心ないアンチの声が殺到した時期がありました。

 そこで目黒さんは2019年に、ブログに《ほんと女ってわがままだよな》と、ドSふうの厳しめの前置きを書きつつ、バッシングは控えてほしいという想いを伝え、そしてはっきりと《特にラウールに優しくして!!笑》とラウールさんを守ろうとするブログを書いたことがあります。当時は上から目線ぶりが要因で若干荒れましたが、今にして思えば、目黒さんの“ドS”と“優しさ”の2つの面がよく出ていたブログですよね。

 つまり、リアルな目黒さんは、“柏木”と“想”の両面を兼ね備えているということでしょう!」(前同)

 ちなみに現在はツンツンしている柏木だが、公式のキャラ紹介によると「舞と同じチームで訓練をつづけるなかで次第に変化していく」とのこと。

『silent』では「優しい」想、『舞いあがれ!』では「ドSな」柏木。短期間で全くの別人を演じ切る高い演技力を見せてくれる目黒には、これからも期待したい!

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