■「黄金のマンネ」がBTS最高のソロスタートダッシュを決めた

 しかし、BTSのジョングクが、なぜW杯という大舞台でソロパフォーマンスをすることになったのか?

「今年2022年6月14日に、BTSはグループとしての活動休止を自身の公式YouTubeチャンネル内で宣言しました。グループでの活動休止に伴い、メンバー7人がそれぞれソロ活動に注力していくことも発表されています。

 10月15日、韓国第2の都市“釜山(プサン)”で開かれた2030釜山国際博覧会誘致を祈願したコンサート『BTS <Yet To Come> in BUSAN』の開催終了後に、最年長メンバー・ジンさん(29)が兵役へ行くことが発表されています。事務所からは、2025年を目処にグループ活動の再開を検討していると発表されていますが、その釜山のコンサートがBTSとしてはグループ最後の活動だと言われています。

 そのため、BTSとしてオファーがあった今回の開会式に、グループとしての参加を断念した背景があるのでは。そこで、白羽の矢が立ったのが、メンバー最年少でグループのメインボーカルでもあるジョングクさんだったのではないでしょうか」(前同)

 BTSでも随一といわれるの高い歌唱力を誇り、ダンスやラップ、さらには持ち前の運動神経を生かしたスポーツのセンスや、自身が描いたBTSメンバーの似顔絵が公式グッズとして販売されるほどの芸術的センスも持ち合わせるなど、多才なジョングク。そうした溢れる才能と、メンバー最年少でもあることから、韓国語で「末っ子」を意味する「マンネ」と合わせ『黄金のマンネ』という異名で呼ばれている。

「BTSのメンバーは、それぞれソロ活動を精力的に活動しています。そのスタートとして、今回のジョングクさんの開会式への出演は、BTSとしても大きなインパクトを残せたんじゃないでしょうか?

 ファンからも《控えめに言って最高…そのBTSの人はうちの黄金マンネです!》《サッカーファンの方々が我らが黄金マンネのジョングクを賞賛して下さるので、とりあえず感謝の気持ちを込めていいねしまくっているジョングクファンです》《顔面偏差値レベチで歌もダンスもレベチで運動神経もよくて何でもできてみんなに愛される黄金マンネです!》といったように、今回の“黄金のマンネ”の活躍に大絶賛する声が相次いでいました。

 最年長のジンさん、J-HOPEさん(28)や、リーダーのRMさん(28)もソロデビューが発表されており、メンバーそれぞれのソロ活動も順調な滑り出しの様ですね」(前同)

 最高の形で、本格的なソロ活動の口火を切った「黄金マンネ」ジョングク。これから活発化するBTSの他メンバーのソロにも、世界中から更なる注目が集まることだろう。

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