■昨年の収穫で岸が語っていた「今後の目標」の意味深

 公式発表によるとキンプリは2021年から「5周年」に向けて話し合う機会が増えたが、その結果個々の考えに違いが生じてきたことを実感。

 岸の場合はデビュー当時から海外で活躍できるグループを目指していたが、

《海外で活躍できるグループにはなれないのかもしれないと、自分の夢を自分で否定する自分にがっかりして落ち込んだりする、そんな日々が続き今回この決断になった》

 と、ファンクラブ動画で語っていた。

 そんな悩み始めていた2021年秋に、岸は『DASH』で実に意味深な目標を語っていたのだ。

「2021年秋の収穫へ向けて岸さんは、TOKIOへの感謝を込めてDASH村がある浪江町伝統の陶器づくりを行ない、お茶碗を作った。

 それを同年12月に放送した『~米作り269日間の記録~』で放送したんですが、岸さんは城島茂さん(52)にプレゼントした茶碗の模様について解説したんです」(前出のテレビ誌編集者)

 城島の茶碗にはトレードマークである「笑顔」「走る」「リーゼント」にくわえ、「ω」のような模様を茶碗の底にデザインしてあったが、これは「お尻」のこと。

《(DASH島で)ジャニーズの城島さんがお尻を出してることに衝撃を受けて。自分も新しい道を開きたいということで》

 と、真意を語っていたのだ。

「”自分も新しい道を開きたい”、その言葉は、当時はバラエティにドラマにもっと体当たりで挑んでいきたい、という意欲の表れだと思われていました。

 しかし、実際はこの頃から、岸さんはあらためて海外やグループの方向性など多くを意識して悩んでいた。そう考えると、“新しい道”というのはまた違った意味に聞こえてきます。もしかすると、この時期には、平野さんたちとすでに脱退を視野に入れ始めていたのかもしれませんね……」(前同)

 岸にとっては今年で最後になるだろう『DASH』での米作り。悔いのない収穫ができればいいのだが……。

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