■有田×ラリータ氏と千鳥…「再生請負人」の番組に2連続出演

『チャンスの時間』では「あの男が降臨!」と、11月7日公開の予告で大々的に煽られていた。詳細は不明だが《楽屋らしき部屋で待機する渡部さんのもとへ、神妙な面持ちのノブが現れて…》とのことだ。

 一方の『有田哲平の引退TV』は、番組発表そのものを「24日の20時に有田が“重大発表”をする」と事前に告知。

 その内容は、有田自身が「極めて近い将来に引退する」「私が引退するのだから、“だったらアナタも引退しませんか”と、いろんな人に引退を促す番組」という『引退TV』の始動を発表するものだった。予告では1対1で向かい合って有田と渡部が対談しようとする姿が確認できた。

「『引退TV』の総合演出を担当するのは、有田さんと『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)でも一緒に仕事をしている名城ラリータさんです。有田さんが『脱力タイムズ』でこれまで何度も見せてきた“再生工場”の手腕に関しては、もはや言うまでもないでしょう。とにかく、幅広いですからね」(前出のお笑いプロ関係者)

『脱力タイムズ』では、2019年に有田が徹底した情報統制なども行ない、完全サプライズで10年間活動停止状態だったアンタッチャブルを復活させたことで知られているが、それだけでない。

「“後輩にペットボトルを投げる”というパワハラが報じられたTKO木下隆行(50)に、それにちなんだネタをやらせる」
「ミュージシャンとの不倫やLINE内容を報じられたベッキー(38)に過剰な忖度をして、“音楽特集”や“LINE”の話題を言わせそうになったことをおおげさに謝罪する」

 などなど、過去のヤラカシを笑い話に昇華させてきた例には、枚挙に暇がない。

「千鳥についても、最近では担当番組が“再生工場”の役割を果たすことが増えた。『千鳥の鬼レンチャン!』(フジテレビ系)が華原朋美さん(47)や、木山裕策さん(54)といった勢いが落ちてきた歌手がこの番組に出たことで再ブレイクした経緯があります。

 今回、渡部さんが復帰する『チャンスの時間』にしても、TKOの木下さんがパワハラ騒動があって現在以上に露出が激減していた2020年9月に、本格的に出演した希少な番組でしたからね。もちろんパワハラ騒動を全力で茶化した内容でした。渡部さんについても、何が飛び出すことやら……」(前同)

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