■「タキニ」から「ジュリニ」へジャニーズ方向転換か

 今回のモデル変更で浮上した新たな「推されタレント」たちに注目が集まっているーー。

「これまで、ジャニーズ事務所は特定のタレントを推してきた歴史があります。中でも有名なのが、2019年からジャニーズの副社長に就任した滝沢秀明氏(40)が、デビューまで漕ぎ着けたとされるジャニーズJr.ユニットであったSnowManとSixTONESは、滝沢さんのお気に入りである『タキニ』として有名でした。

 しかし、10月31日をもって滝沢さんがジャニーズから退所。その数日後には『タキニ』でもあったジャニーズの人気グループ・King&Princeからメンバーの岸優太(27)、平野紫耀(25)、神宮寺勇太(25)の3人が、来年2023年の5月22日に脱退することが発表されました。

 そして、今回ラウールさんから道枝さんへのメンズノンノの突然のバトンタッチ。なにわ男子、とくに道枝は、ジャニーズ事務所社長のジュリー景子氏(56)が大いに推している“ジュリ二”と呼ばれるタレントですから、露骨な推し変として受け取られても仕方がないですよね…」(前同)

 ラウールは190cmの長身を生かして、今年の6月にはパリコレデビューを果たしたばかり。またラウールが同誌で初ソロ表紙を飾った『MEN’S NON-NO 2021年2月号』では売り切れする書店が続出する異例事態となり、以降、数々のファッション誌で表紙を飾る存在に成長している。

「昨年の『メンズノンノ2021年8月,9月合併号』でもラウールさんは表紙を飾っており、こちらも好評を博していました。さらに、同誌の専属契約は、通常1年単位で契約を結ぶとされており、2020年の2月号からの専属契約となれば、ラウールさんの7月の卒業というのはタイミングがおかしい。半年ほどは契約期間が残っていたはずなんですが……。

 本人もモデルデビューを喜び、パリコレに挑戦したりとモデル業には前向きな姿勢だったので、このバトンタッチには複雑な気分だと思いますが……」(前同)

 “なにわ”ともあれ、ラウールから引き継いだ道枝の、モデルでの活躍を願うばかりだーー。

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