■もう中学生が再評価される理由

 ここ数年、一気に再ブレイクを果たした感のあるもう中だが、そのきっかけとなった芸人がいる。

「もう中さんは、2009年頃からフジテレビで放送されていたショートネタ番組『爆笑レッドカーペット』に出演し、一躍人気芸人の仲間入りを果たすも、その後はテレビへの露出が減っていました。

 しかし、2020年7月15日に放送されたTBSの『水曜日のダウンタウン』での“芸人が今までで一番面白かった瞬間は誰が見ても面白い説”で、麒麟川島明さん(43)がコロナ禍で行われた配信ライブで、観客とのコールアンドレスポンスが必要なネタを無観客にもかかわらずやり切った様子が紹介されて、大きな話題に。

 その後、有吉弘行さん(48)の冠ラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』に、滅多にないゲストとして有吉直々にご指名され登場したりと、先輩芸人からの再評価からじわじわ再ブレイクし始めました」(前同)

 特に川島は、もう中学生のキャラクターを評価。つい先日の11月21日に自身の冠番組TBS『ラヴィット!』にもう中学生が出演した際にも大絶賛したことが、話題になっている。

「この日は、もう中さんがトータルテンボスらと一緒に、苦手なジェットコースターに乗るロケの模様が放送されました。

 その際、ジェットコースターに乗り終わったあと、絶叫マシン好きとして一緒にロケに参加していたハロープロジェクトの人気アイドルグループ・アンジュルム竹内朱莉さん(25)が“超楽しかったです!信じられない楽しい!最高すぎます、これ。もう一周行きたかった!”と笑顔でコメント。

 これを聞いたもう中学生さんからは“朱莉ちゃん、冗談でもそんなこと言うもんじゃない。冗談でもそんなこと言うともう一周する可能性もあるから、そういうこと簡単に言うもんじゃない”とガチ説教。

 その時のもう中学生さんの真剣すぎる眼差しと、小声加減に、スタジオは大爆笑となっていました」(前同)

 放送後に川島は、このもう中学生について〈表情、間、声量、全てが日曜劇場でした〉と、画像とともに投稿。あまりにもガチな視線はたしかに、『半沢直樹』などの重厚なドラマが放送される枠であるTBS伝統の『日曜劇場』にふさわしいものだった。

 普段の明るいキテレツな発言から一変した、この迫真の表情にネットでは《もう中さん全部最高です》《朝からこんな声出して笑ったの初めてで、うっすら涙が出るほど笑ってました!》《最高過ぎてテレビの前で釘付けでした》といった絶賛のコメントが続出。

 ネタ以外にも、その人間性も評価され始めたもう中学生。ハリセンボン・近藤との結婚話はなくなったかもしれないが、今後おめでたいニュースを目にすることはできるのかーー?

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