■キンプリ永瀬は「広瀬すず主演ドラマ」の相手役に

 道枝と同じように“ジュリニ”と言われるキンプリの永瀬は、2023年1月クールに広瀬すず(24)が主演を務めるドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)で相手役を務めることが発表されたばかり。

 九州の片田舎で育った女性と、音楽家を目指す青年が織りなす「世界で一番美しい青春ラブストーリー」といううたい文句で、同じ下宿に住み、夢を追いかける23歳の2人の恋模様をヒットメーカーの脚本家・北川悦吏子氏(60)が描く。

「平野さん、岸さん、神宮寺さんが脱退してからは、キンプリは永瀬さんと高橋さんの2人ということになるわけですが、今まで通りに音楽活動を続けていくのはキツいはず。キンプリが音楽活動をしないわけではないですが、来年5月以降は残る2人は俳優業をメインにしていくことになると言われています。

 3人の脱退は今年の春頃から話し合いが持たれていたとも報じられていますが、永瀬さんのドラマや映画の話はその頃から活発化していったのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 永瀬は、杉咲花(25)や北村匠海(25)などの人気若手俳優が出演する映画でも主演を務めるとも報じられている。

■『夕暮れに、手をつなぐ』は永瀬廉のために“お膳立て”された!?

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「7月クールの主演ドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(読売テレビ制作、日本テレビ系)は大コケてしまいましたから、永瀬さんは次のドラマでは絶対に結果を残さなければなりません。

 ただ、『夕暮れに、手をつなぐ』はヒット作が続々と生まれる『火曜ドラマ』枠ですし、主演は若手ナンバーワン女優の広瀬さん、そして北川さんによる“青春ラブストーリー”です。“これでヒットしないならなにがヒットするの?”というぐらい、成功を“お膳立て”されているようにも見えるほどで、永瀬さんも安心してドラマに臨めるのではないでしょうか。

 キンプリの3人、特に中心メンバーだった平野さんが抜けることはかなりの痛手ですし、芸能関係者の間でも“永瀬さんメインではしんどい”という声も多く上がっています。ジャニーズ事務所としても、“永瀬ってすごい!””永瀬はかっこいい”とファン以外の視聴者に思ってほしい、それこそ『silent』(フジテレビ系)で社会現象を巻き起こしているSnowManの目黒蓮さん(25)のような存在になってほしい、と考えているのではないでしょうか」

 滝沢派だった目黒も、今では“ジュリニ”だと言われているという。

「目黒さんは『silent』とNHK連続テレビ小説舞いあがれ!』でも存在感を放っていますよね。

 永瀬さんについても、3人の脱退後を見据えたプッシュが『夕暮れに、手をつなぐ』を巡ってあったのではないでしょうか。北川さんは脚本を、広瀬さんと永瀬さんのために“当て書きをしております”とコメントしていますが、ドラマは1年以上前から動いているはず。

 キンプリが今後どうなるかわからないという段階から、3人脱退後の永瀬さんをどうにかしたいという思いがジュリー氏やその周囲にはあり、広瀬さんと永瀬さんのドラマということで話が進められていった――ということもあるかもしれませんね……」(前同)

 ジャニーズ事務所内で出世できるのは“ジュリニ”だけという体制になってしまったのだろうか!?

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