■「生死不明」原作に存在しないオリジナルキャラクター

小日向文世さん演じる校長先生は、“風間の部下の若い刑事が亡くなった”という話をする描写がありましたが、劇中の新聞では“1人が意識不明、もう1人も重傷”とされていて生死は不明。

『教場』は長岡弘樹氏による小説が原作ですが、遠野は原作に登場しないオリジナルキャラクターなだけに、前日談でどこまで活躍するのか気になるところです」(前出の制作会社関係者)

『教場2』では共演場面こそ少なかったが土砂降りの中での演技だったため、2021年1月に出演した『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で北村は、

《2020年で一番過酷な撮影だった》

《寒くて震えている時に(木村が)カップラーメン渡してくれた》

《木村さんが運転する車に乗せてもらったりとか、“木村拓哉憧れ世代”としては“ご馳走様”の日々を過ごさせてもらいました》

 と語っている。

 木村も北村に好印象を抱いており、

《俳優でもあるけれども、バンドのボーカルとしての自覚というか、表現者として自由な表現者なんだなっていうのは、話してみて思ったかな。「役者です!」っていうだけではなくて、「いろんなことをやりたいんです!」って熱が非常に伝わりました》

 と、2021年4月にラジオ『木村拓哉 Flow supported byGYAO!』(TOKYO FM)で語っている。

「木村さんは北村さんを高く評価していますよね。Kokiさんと北村さんのツーショットについては本当にお似合いの写真だったため“本当に付き合ってもおかしくないのでは”なんて声もありますが、まあ憧れの木村さんがお義父さんになるというのは恐れ多いでしょうし、絶対にないでしょうね(笑)。

 北村さんは役者としても今、非常に高く評価されていて、来年12月に配信予定のNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』の主人公・浦飯幽助役を演じることも決まっています。『教場』での木村さんとの再共演でどんな素晴らしい演技を見せてくれるか、大いに期待したいですね」(前同)

『教場』で生死不明の北村。あくまで「過去」の存在なのか、生き延びて復活してくれるのか、果たして!?

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