■「先もどうなるのかなあ…」SMAP解散当時の心境告白

 密着中、草なぎがSMAP解散について言及する場面もあった。

「草なぎさんはインタビューの中で、“少年隊に会いたい”という夢を抱き13歳でジャニーズ事務所に入所し、半年後すぐに少年隊に会えた、と話していました。その後、当時活躍していた光GENJIを見て“自分もテレビとか出て踊りたい”という新しい夢ができたと明かし、SMAPのメンバーになったと説明していましたね」(前同)

 常にニコニコとしている草なぎに対して、東野が「一度も芸能生活でムカっとしたことはない?」と質問すると、「常に結構ムカっとしてますよ。ベース、ムカっと(している)」と語っていた。

「草なぎさんいわく、ムカっとしている理由として“喜びとか怒りとかって、自分の心の中に秘めてるもので、それを燃やして生きてると思うんですよ僕。だから常に喜んでいるし、常に怒っている”と話していました。

 さらに、東野さんから“5年後とか10年後とか考えているのか?”と質問されると、草なぎさんからは“あんまり先のことを考えなくなった”という返事が。その理由として“新しい地図を広げたぐらいから、先もどうなるのかなあって…(SMAPという)グループもなくなっちゃったし…その時にとりあえず目の前の仕事があればいいかな、っていう感じで”と話していました。

 また、“目の前の仕事に集中した方が色んな不安とか、先のこと考えなくていいなというのがあった”と、草なぎさんクラスの人でも先の不安を感じていること赤裸々に打ち明けていたことに、大きな反響がありましたね」(前同)

 この告白にファンからは、

《草なぎくん、めちゃくちゃ良かったな…キラッキラの国民的スターだけど、すごく人間くさくて、芸能界に思うことはいつも怒ってるって。それを燃やして原動力にするんだって。あー、それでいいんだ、そうだよね頑張ろうって思ったよ》

《「グループもなくなっちゃったし」(自分達の意志じゃないというニュアンス)つよぽんの言葉は、サラッと言うけど重いんだよね😢》

《目頭熱くなった》

《穏やかで壁がなくて心のまま生きてる感じがして、なんかそういう所に憧れるんだよなぁ》

《もうさ。ジャニーズとか、アイドルとか、そういう次元に居ないんだよな》

《素直で大きくて掴みきれない深みのある魅力が散りばめられた密着だった。大切な物を理不尽に奪われて踏み躙られそりゃ心の奥底怒りはあるしだからこそ喜ぶ気持ちも強くなる。目の前の仕事に集中し先の事は悩まない。誠実で潔い美しい表情。とても見応えあった》

《「グループがなくなっちゃった」と言ってたけど何より「最後の最後までメンバー内のわだかまりはなかった」と断言したのが草なぎ剛だからな...。SMAPとして生涯までステージに立ちたいと言ってた草なぎ剛なんだよ...泣》

 と、草なぎの率直な言葉を絶賛するコメントが続出していた。

「グループもなくなっちゃった」と語っていた草なぎだが、1月からは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、月曜午後10時)が放送されていた枠で、主演ドラマがスタートしSMAP解散後、新しい地図としては初のゴールデンタイムでの主演作が放送され、活動の幅が広がっている。

 そんな彼らが、いつかまたSMAPとしてステージに立つ日が来るのか? 今後の活動にも更なる注目が集まるーー。

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