■ロシア大統領に一騎討ちを挑んで
その素顔もモーレツそのもの。
「今年3月、ロシアのプーチン大統領に対して“一騎討ちを挑みます。ウクライナを賭けて”と挑発ツイート。実際、ウクライナにスペースXの衛星通信を無償提供し、戦時下のネット環境をサポート。ドローンを使った最新の戦闘を後方支援し、プーチンを脅かしました」(同)
そうかと思えば、10月3日には、ウクライナ戦争を巡る和平案として「クリミア半島をロシア領にする」といった、ロシア寄りの主張をツイートし、世界中から集中砲火を浴びたばかり。
■トランプ前大統領のツイッターアカウントを独断で解除
さらに、ツイッターCEOとしてもやりたい放題だ。
「永久凍結されていたトランプ前米大統領のツイッターアカウントを、独断で解除し、問題視されています」(全国紙国際部記者)
“炎上男”マスク氏に、前出のデーブ氏も、こう言ってあきれる。
「トランプに近づいて応援したかと思えば、本来は民主党支持だと、すぐに翻す。今はビジネスマンというよりも、思いつきの行為が多くて逆効果ですよ。ツイッター買収も、ビジネスではなくて、趣味が高じただけ。引くに引けない状態で、高値でつかまされて、その腹いせに社員を首切りとは冷静ではないですね」
さらに、アメリカでは、マスク氏のイメージも急降下中だという。
「経営者としての偏った価値観が露呈し、米国内にはマスク氏への嫌悪感が蔓延中です」(前同)
そんなマスク氏の今後はというと、「彼の野望は火星への移住。スペースXを創立したのも火星を植民地化するためで、50年までに、火星に100万人を送り込む計画なんだとか」(経済誌記者)
火星へトンズラで一件落着!?